本日は、久しぶりに、養殖場での装置据え付け、試運転に朝から出かけていました。
出掛ける際には、やや小粒の雨もしとしとと降っていますので、現地の作業に支障をきたさないように願っていましたが、なんとか、午後から無事持ち直して、その組み立てと据え付けの作業を終えることができました。
私どもの場合、いかに現場に則した装置を造るかを非常に大切にしていますので、装置を持ち込んでも、その場で大きな変更を行うことが珍しくありません。
「そのままだと、マイクロバブルが上手く流動しないね。ここは下吹き出しにするために、ここを作り直しましょう」
早速、その検討が行われ、変更のための材料を追加購入に走っていただくことにしました。
ここは、大きな効果を出せるかどうかの問題でしたので、思い切って、設計変更、材料の追加購入、それらを元にした組み立て、という具合に作業工程が進めることにしました。
同時に、現場に添った細部の部品の仕上げも行い、それが組み上がったのが午後2時過ぎでした。
朝の9時から出発、10時に現地についてから約4時間、ぶっ通しでの作業でした。
そして、電気配線系統の確認を行い、いよいよ試運転となりました。
この装置には、小型ポンプ1台に同じく小型のマイクロバブル発生装置が多数配置されていますので、その発生量と流動状況が最初に観察することにしました。
「よく出ているし、意外と広く流動しているね!」
「別のポンプの流動で、池の中に循環流が形成され、それにマイクロバブルが乗っかっています」
「そうだね、これだとマイクロバブルの装置を、池の中で大きく動かす必要はなさそうだね」
このような会話をしながら、池の水面を観察していると、直径数㎜から2、3㎝の汚れが無数に浮上して水面に漂い始めました。
これはバイオフイルムともいってもよい、嫌気性微生物の住処となっている汚れであり、マイクロバブルがこの浮上を促したのでした。
「これは良い」
この浮上した汚れを除去すれば、池内の汚れ、すなわち生物を弱らせ、死に至らしめる要因を取り除くことができるのですから、この浮上物を取り去ることで、第1段階の水質浄化が可能になることになります。
このバイオフイルムは、池の底や壁に付着していたものをマイクロバブルで剥がすことによって浮上してきたものと思われますから、これは思いがけない、そして重要な水質浄化となりました。
「明日の朝までには、膨大な浮上物の量になると思いますので、これは幸先良いスタートとなりましたね」
こういうと、その社長さんは、とても喜ばれていました。
今年の夏は、異常高温のために不漁が続いていました。
気温が下がってきて、いよいよ、その捲土重来を来す時がやってきたようで、マイクロバブルの真価が試されることになります。
これからいくつもの試練が待ち構えていると思われますが、それをなんとかブレイクスルーできるように支援をしていきたいと思います。
さて、その試運転を終えてから、「どこかに昼飯を食べに行こうか」という話をしていたら、近くにハーブ料理のレストランがあるとのことで、迷わず、そこに行くことにしました。
幸いなことに午後三時までがランチタイムということで、滑り込みセーフで、そのランチをいただくことことになりました。
ここは「Oファーム」と呼ばれ、海に面してハーブやバラの菜園があり、ここを訪れるお客さんもかなりおられました。
ハーブやバラを見ながら、ゆっくり散策をし、お茶をいただくことができる素晴らしいところでした。
しかし、こちらは、すきっ腹を覚えていましたので、とにかく、そのランチをいただくことにして、食後に、そのハーブ園を散策することにしました。
料理は、なかなか洒落たイタリアンであり、私は、そのなかで、とくに自家製パンと三種混合のハーブ茶が気に入りましたので、それをお土産に買って帰ることにしました。
朝からよく働いて、遅い時間でしたが、素敵なランチをいただき、久しぶりに、ゆかいな一日となりました。
出掛ける際には、やや小粒の雨もしとしとと降っていますので、現地の作業に支障をきたさないように願っていましたが、なんとか、午後から無事持ち直して、その組み立てと据え付けの作業を終えることができました。
私どもの場合、いかに現場に則した装置を造るかを非常に大切にしていますので、装置を持ち込んでも、その場で大きな変更を行うことが珍しくありません。
「そのままだと、マイクロバブルが上手く流動しないね。ここは下吹き出しにするために、ここを作り直しましょう」
早速、その検討が行われ、変更のための材料を追加購入に走っていただくことにしました。
ここは、大きな効果を出せるかどうかの問題でしたので、思い切って、設計変更、材料の追加購入、それらを元にした組み立て、という具合に作業工程が進めることにしました。
同時に、現場に添った細部の部品の仕上げも行い、それが組み上がったのが午後2時過ぎでした。
朝の9時から出発、10時に現地についてから約4時間、ぶっ通しでの作業でした。
そして、電気配線系統の確認を行い、いよいよ試運転となりました。
この装置には、小型ポンプ1台に同じく小型のマイクロバブル発生装置が多数配置されていますので、その発生量と流動状況が最初に観察することにしました。
「よく出ているし、意外と広く流動しているね!」
「別のポンプの流動で、池の中に循環流が形成され、それにマイクロバブルが乗っかっています」
「そうだね、これだとマイクロバブルの装置を、池の中で大きく動かす必要はなさそうだね」
このような会話をしながら、池の水面を観察していると、直径数㎜から2、3㎝の汚れが無数に浮上して水面に漂い始めました。
これはバイオフイルムともいってもよい、嫌気性微生物の住処となっている汚れであり、マイクロバブルがこの浮上を促したのでした。
「これは良い」
この浮上した汚れを除去すれば、池内の汚れ、すなわち生物を弱らせ、死に至らしめる要因を取り除くことができるのですから、この浮上物を取り去ることで、第1段階の水質浄化が可能になることになります。
このバイオフイルムは、池の底や壁に付着していたものをマイクロバブルで剥がすことによって浮上してきたものと思われますから、これは思いがけない、そして重要な水質浄化となりました。
「明日の朝までには、膨大な浮上物の量になると思いますので、これは幸先良いスタートとなりましたね」
こういうと、その社長さんは、とても喜ばれていました。
今年の夏は、異常高温のために不漁が続いていました。
気温が下がってきて、いよいよ、その捲土重来を来す時がやってきたようで、マイクロバブルの真価が試されることになります。
これからいくつもの試練が待ち構えていると思われますが、それをなんとかブレイクスルーできるように支援をしていきたいと思います。
さて、その試運転を終えてから、「どこかに昼飯を食べに行こうか」という話をしていたら、近くにハーブ料理のレストランがあるとのことで、迷わず、そこに行くことにしました。
幸いなことに午後三時までがランチタイムということで、滑り込みセーフで、そのランチをいただくことことになりました。
ここは「Oファーム」と呼ばれ、海に面してハーブやバラの菜園があり、ここを訪れるお客さんもかなりおられました。
ハーブやバラを見ながら、ゆっくり散策をし、お茶をいただくことができる素晴らしいところでした。
しかし、こちらは、すきっ腹を覚えていましたので、とにかく、そのランチをいただくことにして、食後に、そのハーブ園を散策することにしました。
料理は、なかなか洒落たイタリアンであり、私は、そのなかで、とくに自家製パンと三種混合のハーブ茶が気に入りましたので、それをお土産に買って帰ることにしました。
朝からよく働いて、遅い時間でしたが、素敵なランチをいただき、久しぶりに、ゆかいな一日となりました。
小城山
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