今年の「ヘチマの里づくり」も最終段階を迎えています。

 今年は、夏に暑く、そして雨が少なかったからでしょうか。

 ヘチマも他の野菜も、早く枯れてしまいそうです。

 マイクロバブル研究会のみなさんを中心にして、ヘチマの里づくりの運動を展開してきました。

 その出来栄えは、それぞれでやや違ってはいましたが、その収穫を終えて、めでたく初めての料理をなさった方、露地に生ったヘチマを近所のみなさんに配布し、喜ばれた方、夏休みの自由研究にした方など、多様な取り組みがなされました。

 おかげで、ヘチマの里づくりの輪が少し広がってきたようです。

 私も、今年は、マイクロバブル水耕栽培と露地栽培の両方を試みましたが、後者については蔓が伸びないままで失敗してしまいました。

 しかし、マイクロバブル水耕栽培では、昨年以上の成果が生まれ、みなさんで料理を楽しむことができました。

 これらの結果を踏まえ、マイクロバブル栽培の優位性は、さらに明らかになったのではないかと思います。

 昨日、まだ残っているヘチマを数えてみたところ、約10個は生っているようでした。

 サイズは大小さまざまで、まだ、食べられそうなもの、たわしに丁度良いものなどがあり、明日はそれらの収穫をする予定です。

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                      ヘチマの生育状況(筆者撮影)

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  ヘチマの実(筆者撮影)

 上の写真は、2階から写したヘチマの様子です。

 左手前が早く成長し、その後、右手前と奥側が続きました。

 この写真からも明らかなように、奥側のヘチマは、南西方向に壁に添って伸びていきました。

 一方、下の写真は、北西側においてヘチマの実が生っている様子です。

 一部枯葉状態になっていますが、元気に実づくりが行われています。

 今振り返れば、このヘチマと共に暑い夏を過ごしてきたようで、真に楽しく愉快な一夏の出来事でした。

 来年は、この里づくりの輪をもっと広げていきましょう
(つづく)。

 追伸
 ヘチマの枯れた葉っぱが、風でこすり合ってここちよい音を出しています。これもなかなか風情があります。

 枯れてなお、ここちよさを奏でる、へちまかな、といったところです。