質問12:マイクロバブルは、これから、どういうものに使われていくのですか?
いよいよ、さいごの質問になりました。
これは、N君のみならず、少なくない大人のみなさんも、関心(かんしん)をよせている問題ではないかと思います。
今の日本では、その経済(けいざい、生活や産業のすべてのこと)を引っぱっていくものがなくなってしまいました。
かつては、それが電気製品(でんきせいひん、テレビや、れいぞうこなど)や自動車だったのですが、今では、それらが外国で生産されるようになりました。
また、日本の技術は、外国から取り入れたものが多く、日本で生まれた技術はほとんどないといわれています。
これでは、「日本の将来(しょうらい)は危(あや)うい」といわざるをえません。
それでは、いったい、どうしたらよいのでしょうか?
わたしは、自分で考え、自分の手足を使って、足元にあるはずの泉(いずみ)を掘(ほ)り当てることしかないと思っています。
じつは、その泉を掘り出すことと、マイクロバブルがふかく関係(かんけい)しているのではないかと考えています。
それでは、その泉とは何でしょうか?
それを、どのようにして掘り当てれば、そこからこんこんと、たくさんの清らかな水がわいてくるのでしょうか?
そして、日本は広く、森林や農村(のうそん)、都市(とし)や漁村(ぎょそん)もあり、それらをうるおすほどの泉はあるのでしょうか?
そんなに心配することはありません。
わたしは、その役割をはたす候補(こうほ)のひとつがマイクロバブル技術ではないかと思っています。
なぜなら、マイクロバブル技術を生かすことができる分野が、富士山(ふじさん)のすそ野のように広いからです。
そして、そのすそ野の現場(げんば)で、これまであった技術とマイクロバブルが結び合うことで、大きく発展(はってん)する可能性(かのうせい)があるからです。
それでは、どんな分野で、その可能性があるのでしょうか。
それぞれ、次の3つの分野において考えてみましょう。
(1)医療・健康(いりょう・けんこう)
これから、日本には、かつてない高齢化(こうれいか)社会がやってきます。これをささえるためには、おおくの高齢者(こうれいしゃ)のみなさんが、毎日、健康(けんこう)でくらすことができる医療(いりょう)と生活の確立(かくりつ)が大切になります。
そのために、マイクロバブル技術を基本(きほん)とした新たな医療・健康機器(きき)の商品開発(しょうひんかいはつ)が求められています。
(2)食糧・生物(しょくりょう・せいぶつ)
食糧の自給(じきゅう)がますます困難(こんなん)になる時代を迎(むか)え、安全でおいしい食物を確保(かくほ)することが求められています。
それは、「自分で育て、自分で食べる時代」が、すぐそこにやってきていることを意味(いみ)しています。
マイクロバブル技術によって、安全でおいしい野菜(やさい)や果物(くだもの)、そして生物を活用(かつよう)した、すぐれた農作物(のうさくもつ)・水産物(すいさんぶつ)づくりが非常(ひじょう)に重要(じゅうよう)です。
(3)環境・エネルギー(かんきょう)
ますます環境(かんきょう)の汚染(おせん)が深刻(しんこく)になっています。ヒトや環境にやさしい再生エネルギーの商品開発(しょうひんかいはつ)が求められています。
そのために、マイクロバブル技術による環境保全(ほぜん)、再生(さいせい)エネルギー開発への寄与(きよ)が重要です。
これらの3つの分野において、マイクロバブルを基本(きほん)とする、1)医療・健康機器、2)食糧確保のための生物活用機器(せいぶつかつようきき)、3)環境浄化(かんきょうじょうか)・再生エネルギー機器の商品開発(しょうひんかいはつ)と普及(ふきゅう)が切に求められています。
以上をまとめて、第12質問(しつもん)の回答(かいとう)を示します。
「マイクロバブル技術は、これからの日本と世界の未来を切りひらく『未来技術(みらいぎじゅつ)』のひとつです。
具体的には、1)医療・健康、2)食糧・生物、3)環境・エネルギーの分野で、これから大いに発展していく可能性をもっています。
その『マイクロバブルの時代』を到来(とうらい)させるために、その3つの分野における技術と商品(しょうひん)の開発、そして、その広い普及が重要な課題となっています。
日本で生まれたオリジナル技術として、マイクロバブルは、世界の人々の生活と産業の発展に貢献(こうけん)していくことが切(せつ)に望(のぞ)まれています」
(つづく)。
いよいよ、さいごの質問になりました。
これは、N君のみならず、少なくない大人のみなさんも、関心(かんしん)をよせている問題ではないかと思います。
今の日本では、その経済(けいざい、生活や産業のすべてのこと)を引っぱっていくものがなくなってしまいました。
かつては、それが電気製品(でんきせいひん、テレビや、れいぞうこなど)や自動車だったのですが、今では、それらが外国で生産されるようになりました。
また、日本の技術は、外国から取り入れたものが多く、日本で生まれた技術はほとんどないといわれています。
これでは、「日本の将来(しょうらい)は危(あや)うい」といわざるをえません。
それでは、いったい、どうしたらよいのでしょうか?
わたしは、自分で考え、自分の手足を使って、足元にあるはずの泉(いずみ)を掘(ほ)り当てることしかないと思っています。
じつは、その泉を掘り出すことと、マイクロバブルがふかく関係(かんけい)しているのではないかと考えています。
それでは、その泉とは何でしょうか?
それを、どのようにして掘り当てれば、そこからこんこんと、たくさんの清らかな水がわいてくるのでしょうか?
そして、日本は広く、森林や農村(のうそん)、都市(とし)や漁村(ぎょそん)もあり、それらをうるおすほどの泉はあるのでしょうか?
そんなに心配することはありません。
わたしは、その役割をはたす候補(こうほ)のひとつがマイクロバブル技術ではないかと思っています。
なぜなら、マイクロバブル技術を生かすことができる分野が、富士山(ふじさん)のすそ野のように広いからです。
そして、そのすそ野の現場(げんば)で、これまであった技術とマイクロバブルが結び合うことで、大きく発展(はってん)する可能性(かのうせい)があるからです。
それでは、どんな分野で、その可能性があるのでしょうか。
それぞれ、次の3つの分野において考えてみましょう。
(1)医療・健康(いりょう・けんこう)
これから、日本には、かつてない高齢化(こうれいか)社会がやってきます。これをささえるためには、おおくの高齢者(こうれいしゃ)のみなさんが、毎日、健康(けんこう)でくらすことができる医療(いりょう)と生活の確立(かくりつ)が大切になります。
そのために、マイクロバブル技術を基本(きほん)とした新たな医療・健康機器(きき)の商品開発(しょうひんかいはつ)が求められています。
(2)食糧・生物(しょくりょう・せいぶつ)
食糧の自給(じきゅう)がますます困難(こんなん)になる時代を迎(むか)え、安全でおいしい食物を確保(かくほ)することが求められています。
それは、「自分で育て、自分で食べる時代」が、すぐそこにやってきていることを意味(いみ)しています。
マイクロバブル技術によって、安全でおいしい野菜(やさい)や果物(くだもの)、そして生物を活用(かつよう)した、すぐれた農作物(のうさくもつ)・水産物(すいさんぶつ)づくりが非常(ひじょう)に重要(じゅうよう)です。
(3)環境・エネルギー(かんきょう)
ますます環境(かんきょう)の汚染(おせん)が深刻(しんこく)になっています。ヒトや環境にやさしい再生エネルギーの商品開発(しょうひんかいはつ)が求められています。
そのために、マイクロバブル技術による環境保全(ほぜん)、再生(さいせい)エネルギー開発への寄与(きよ)が重要です。
これらの3つの分野において、マイクロバブルを基本(きほん)とする、1)医療・健康機器、2)食糧確保のための生物活用機器(せいぶつかつようきき)、3)環境浄化(かんきょうじょうか)・再生エネルギー機器の商品開発(しょうひんかいはつ)と普及(ふきゅう)が切に求められています。
以上をまとめて、第12質問(しつもん)の回答(かいとう)を示します。
「マイクロバブル技術は、これからの日本と世界の未来を切りひらく『未来技術(みらいぎじゅつ)』のひとつです。
具体的には、1)医療・健康、2)食糧・生物、3)環境・エネルギーの分野で、これから大いに発展していく可能性をもっています。
その『マイクロバブルの時代』を到来(とうらい)させるために、その3つの分野における技術と商品(しょうひん)の開発、そして、その広い普及が重要な課題となっています。
日本で生まれたオリジナル技術として、マイクロバブルは、世界の人々の生活と産業の発展に貢献(こうけん)していくことが切(せつ)に望(のぞ)まれています」
(つづく)。
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