質問11:マイクロバブルをあてると、どういうことがおこるのですか?
夏休みも残りすくなくなりました。かつての私も、そうでしたが、こうして追いつめられると、けんめいに努力するように」なります。
おそらく、かなりの子どもたちが、そうではないかと思います。
さいごのどたんばで、どのくらいがんばれるか。
ここがいちばん大切なところです。
この事情(じじょう)を考えて、私もラストスパートをはじめました。
今回は、さいごから2ばんめの質問です。
これが、もっとも重要なことです。
マイクロバブルをあてると、何がおこるのか。
これは、かつての私をふくめて、世界中の人たちが知ることができなかったことでした。
なぜなら、この世の中に、マイクロバブルを発生させる機械(きかい)がなかったからでした。
その機械を1995年にかんせいさせ、はじめて発表しました。
以来(いらい)20年が経過(けいか)しました。
あれこれとしらべ、ためしているうちに、その20年が、あっというまにすぎてしまったようです。
そこで、せっかく、いただいたよい質問ですので、その20年をふりかえりながら、それに答えてみようと思いました。
まず、マイクロバブルを何に与えるかが、さいしょに重要な問題(もんだい)になります。
なんのために、何にマイクロバブルを与えるのか、これをしっかり明らかにしておく必要があります。
これは、マイクロバブルの性質(せいしつ)をよく理解(りかい)していないとできないことでもあります。
目的(もくてき)を明確(めいかく)にし、マイクロバブルのすぐれた性質を正しく適用(てきよう)することによって、それがはじめて達成(たっせい)できるようになります。
そのことをしっかり踏(ふ)まえて、次の具体的(ぐたいてき)な事例(じれい)を考えてみましょう。
①ヒトの場合
N君の指が冷(つめ)たくなって、皮がむけ、ひび割れがおきていました。
この原因は、指の先まで血液(けつえき)が流れにくくなっていたことにありました。
そこで、かれの指にマイクロバブルをあてて、血液の流れをよくしました。
しだいに指先があたたかくなり、やわらかくなって、その皮がむけないようになりました。
そして、きれいな手になり、ボールを投げても、バットをふっても痛(いた)くなくなりました。
このように、マイクロバブルによって指の血液の流れをよくすることが目的であり、それがみごとに達成されました。
②植物の場合
さいきん、おこった、ある植物の事例で考えることにしましょう。
ここは、プロ野球(やきゅう)のグランドよりも広いところです。
ここでは4つにゾーンに分かれて、ある野菜(やさい)がさいばいされています。
どういうわけか、3番めの育ちがとびぬけてよく、のこりは、2、4、1の順(じゅん)でした。
この3番目と1番目では、収穫(しゅうかく)したときの重さがまるでちがっていました。
そして根のできかたも大きくちがい、その数や太さもことなっていました。
そこで一番育ちのよくない、1のゾーンにマイクロバブルを入れることにしました。
1週間がたち、1のゾーンに変化があらわれました。根の数が増えていました。
そして、1か月で追いつきはじめ、2か月で、とうとう3のゾーンを追いこしてしまいました。
これは、マイクロバブルをふくむ液体(えきたい)が、根を大きく育てて増やしたからでした。
植物がよく育つには、根を大きくし増やすことが大切です。
この場合、液体の肥料(ひりょう)のなかでマイクロバブルを発生させ、その液を野菜の根に流してあてたことが、このすばらしい結果を生みだしたのでした。
③まんじゅうの場合
広島の宮島(みやじま)に、Iむらもみじ屋という、もみじまんじゅう屋さんがあります。ここでは、そのまんじゅうづくりに、マイクロバブルが使われています。
あんこをつくるのに、あずきをあらいます。
それから、そのあずきを、にこみます。
これらにマイクロバブルをつかいました。
また、あんこをつつむカステラ部分のこなにマイクロバブルの水を利用します。
するとどうでしょう、あずきの味がしっかりでて、おいしいまんじゅうができあがりました。
カステラ部分もやわらかく、いつまでも、かたくなりませんでした。
このまんじゅうのすばらしいところは、一度食べると、すぐにまた食べたくなるという気持ちがでてくることです。
おかげで、評判(ひょうばん)が評判をよび、日曜日には1日1万個(こ)も売れるようになりました。
この場合、マイクロバブルは、あずきをあらい、あくをださせ、よく、にこめるようにし、おいしいあんこを作るために使われました。
そして、かたくならない、ふわふわのカステラ部分をつくることにも成功しました。
以上のように、マイクロバブルを使うときには、その目的を明確(めいかく)に定(さだ)め、マイクロバブルのよさを引き出す工夫(くふう)がなされることが、その成功(せいこう)の秘訣(ひけつ)なのです。
これらをまとめて、第11質問(しつもん)の回答(かいとう)を示します。
「マイクロバブルを使う場合には、その目的をしっかり定(さだ)めて、マイクロバブルのよさを引きだす工夫(くふう)を考えることが大切(たいせつ)です。
この目的設定(せってい)は、かんたんではありませんが、そのときに、マイクロバブルの良さを理解することが必要になりますので、ここで、目的とマイクロバブルの理解が結(むす)びつくことになります。
この結びつきが、次にやってくる成功を得るために不可欠(ふかけつ、なくてはならないこと)なのです。
世の中には、マイクロバブルを使っても、うまくいかないという結果がずいぶんあります。
そのわけを聞かせてくださいという相談(そうだん)を受けることもすくなくありません。
その場合、ほとんどが、その最初(さいしょ)の目的が明確になっていません。
ですから、マイクロバブルのよさをひきだす工夫もなされないままに終わって、失敗するという結果になってしまうのです。
そういう方には、『マイクロバブルのことを、もう少し勉強してください』、『そうすれば、そのような失敗の結果にはなりませんよ!』ということにしています」
(つづく)。

夏休みも残りすくなくなりました。かつての私も、そうでしたが、こうして追いつめられると、けんめいに努力するように」なります。
おそらく、かなりの子どもたちが、そうではないかと思います。
さいごのどたんばで、どのくらいがんばれるか。
ここがいちばん大切なところです。
この事情(じじょう)を考えて、私もラストスパートをはじめました。
今回は、さいごから2ばんめの質問です。
これが、もっとも重要なことです。
マイクロバブルをあてると、何がおこるのか。
これは、かつての私をふくめて、世界中の人たちが知ることができなかったことでした。
なぜなら、この世の中に、マイクロバブルを発生させる機械(きかい)がなかったからでした。
その機械を1995年にかんせいさせ、はじめて発表しました。
あれこれとしらべ、ためしているうちに、その20年が、あっというまにすぎてしまったようです。
そこで、せっかく、いただいたよい質問ですので、その20年をふりかえりながら、それに答えてみようと思いました。
まず、マイクロバブルを何に与えるかが、さいしょに重要な問題(もんだい)になります。
なんのために、何にマイクロバブルを与えるのか、これをしっかり明らかにしておく必要があります。
これは、マイクロバブルの性質(せいしつ)をよく理解(りかい)していないとできないことでもあります。
目的(もくてき)を明確(めいかく)にし、マイクロバブルのすぐれた性質を正しく適用(てきよう)することによって、それがはじめて達成(たっせい)できるようになります。
そのことをしっかり踏(ふ)まえて、次の具体的(ぐたいてき)な事例(じれい)を考えてみましょう。
①ヒトの場合
N君の指が冷(つめ)たくなって、皮がむけ、ひび割れがおきていました。
この原因は、指の先まで血液(けつえき)が流れにくくなっていたことにありました。
そこで、かれの指にマイクロバブルをあてて、血液の流れをよくしました。
しだいに指先があたたかくなり、やわらかくなって、その皮がむけないようになりました。
そして、きれいな手になり、ボールを投げても、バットをふっても痛(いた)くなくなりました。
このように、マイクロバブルによって指の血液の流れをよくすることが目的であり、それがみごとに達成されました。
②植物の場合
さいきん、おこった、ある植物の事例で考えることにしましょう。
ここは、プロ野球(やきゅう)のグランドよりも広いところです。
ここでは4つにゾーンに分かれて、ある野菜(やさい)がさいばいされています。
どういうわけか、3番めの育ちがとびぬけてよく、のこりは、2、4、1の順(じゅん)でした。
この3番目と1番目では、収穫(しゅうかく)したときの重さがまるでちがっていました。
そして根のできかたも大きくちがい、その数や太さもことなっていました。
そこで一番育ちのよくない、1のゾーンにマイクロバブルを入れることにしました。
1週間がたち、1のゾーンに変化があらわれました。根の数が増えていました。
そして、1か月で追いつきはじめ、2か月で、とうとう3のゾーンを追いこしてしまいました。
これは、マイクロバブルをふくむ液体(えきたい)が、根を大きく育てて増やしたからでした。
植物がよく育つには、根を大きくし増やすことが大切です。
この場合、液体の肥料(ひりょう)のなかでマイクロバブルを発生させ、その液を野菜の根に流してあてたことが、このすばらしい結果を生みだしたのでした。
③まんじゅうの場合
広島の宮島(みやじま)に、Iむらもみじ屋という、もみじまんじゅう屋さんがあります。ここでは、そのまんじゅうづくりに、マイクロバブルが使われています。
あんこをつくるのに、あずきをあらいます。
それから、そのあずきを、にこみます。
これらにマイクロバブルをつかいました。
また、あんこをつつむカステラ部分のこなにマイクロバブルの水を利用します。
するとどうでしょう、あずきの味がしっかりでて、おいしいまんじゅうができあがりました。
カステラ部分もやわらかく、いつまでも、かたくなりませんでした。
このまんじゅうのすばらしいところは、一度食べると、すぐにまた食べたくなるという気持ちがでてくることです。
おかげで、評判(ひょうばん)が評判をよび、日曜日には1日1万個(こ)も売れるようになりました。
この場合、マイクロバブルは、あずきをあらい、あくをださせ、よく、にこめるようにし、おいしいあんこを作るために使われました。
そして、かたくならない、ふわふわのカステラ部分をつくることにも成功しました。
以上のように、マイクロバブルを使うときには、その目的を明確(めいかく)に定(さだ)め、マイクロバブルのよさを引き出す工夫(くふう)がなされることが、その成功(せいこう)の秘訣(ひけつ)なのです。
これらをまとめて、第11質問(しつもん)の回答(かいとう)を示します。
「マイクロバブルを使う場合には、その目的をしっかり定(さだ)めて、マイクロバブルのよさを引きだす工夫(くふう)を考えることが大切(たいせつ)です。
この目的設定(せってい)は、かんたんではありませんが、そのときに、マイクロバブルの良さを理解することが必要になりますので、ここで、目的とマイクロバブルの理解が結(むす)びつくことになります。
この結びつきが、次にやってくる成功を得るために不可欠(ふかけつ、なくてはならないこと)なのです。
世の中には、マイクロバブルを使っても、うまくいかないという結果がずいぶんあります。
そのわけを聞かせてくださいという相談(そうだん)を受けることもすくなくありません。
その場合、ほとんどが、その最初(さいしょ)の目的が明確になっていません。
ですから、マイクロバブルのよさをひきだす工夫もなされないままに終わって、失敗するという結果になってしまうのです。
そういう方には、『マイクロバブルのことを、もう少し勉強してください』、『そうすれば、そのような失敗の結果にはなりませんよ!』ということにしています」
(つづく)。

日曜祭日には1日1万個売れるIむらもみじ屋のもみじまんじゅう
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