本ブログの愛読者である八王子のOさんから、その後の「ペロ」君の状態を含めての丁寧な報告が届きました。

 これをじっくり拝見し、本記念シリーズの着想を得るに至りました。

 すでに、前回の2400回記念において取り上げていましたので、あれから、約150日が経過したことになります。

 そして、前回の記念シリーズにおいて、せっかく送っていただいた写真を操作上の問題で掲載できなかったので、何となく心残りを感じていました。

 さて、その主人公であるぺロ君ですが、ますます元気になり、自力歩行ができるまでに回復されたそうです。

 まことに喜ばしいことで、最初の頃のことを振り返りますと、涙なしには語れない、本当に奇跡のような出来事でしたので、これを再び振り返ってみようと思い立ちました。

 そして、その記念シリーズの新たなテーマを「涙と奇跡の物語」とすることにしました。

 まずは、そのペロ君の最新の様子を示しておきましょう。

炎天下の外8月
自力歩行ができるようになったペロ

 炎天下での散歩だったようで、太陽光線がまぶしかったそうで、このほのかな表情になったのでしょう。

 白い毛が美しく、毛並みもよいようです。

 後ろ足の部分に配置されているのは歩行支援器具です。

 これが、人間年齢に換算して92歳の高齢犬であると思う人はいないでしょう。

 ましてや、死に至る直前状態にまで達していた犬と思われる方も、ほとんどおられないでしょう。

 これは、主人公のペロ君と涙ぐましいリハビリを行ってがんばってきた八王子Oさんによる「奇跡のゴールドクラウン物語」です。

 ところで、ペロ君が変調を来し始めたのは、昨年の10月のことでした。その後、よかったり、悪かったりが続いていたのが、今年になって、まったく歩行ができなくなったそうです。

 犬にとっては、もっとも大切な右の後ろ足がまったく動かなくなり、犬としての生活が困難になりました。

 病名は「ヘルニア」、加えて老衰が、さらに症状を悪化させていました(つづく)