いよいよ盛夏の季節がやってきました。

 ただいまヘチマ水槽に液肥を補給してきたところです。

 このところヘチマたちの成長が著しく、我が家のヘチマスペース(地上2.5ⅿ×4ⅿ)は、その葉っぱでかなり埋まってきました。

ヘチマ回廊20160802
               でき始めたヘチマ回廊(2016年8月1日、筆者撮影)

 なにしろこの暑さですから、炎天下で、自分を維持するには、それだけ蒸散を盛んにしなければなりません。

 近頃は、その水分補給と蒸散のアンバランスで葉っぱがやや内側に丸くなる葉っぱも出てくるようになりました。

 しかし、それにしても元気で、葉を伸ばし、花を咲かせ、実を生らせています。

 とくに、今年の特徴は、大きな雌花が咲くようになり、そこから実入りがたくさんなされていることです。

 「今年は、ヘチマの実がたくさんなるぞ!」

 なんだか、うれしくなります。

 この雌花は、最初の段階から一番大きく成長してきたヘチマを中心にして咲きはじめたことにあります。

 その他の実成長のヘチマにおいては、未だ花も咲かず、したがって実も生らない段階にいます。

 立派に大きく成長した後に、花を咲かせ、実を生らせる、これが生物としての本来のあり方に沿うもので、このヘチマの姿は、それを体現させていると思います。

 さて、昨日は、そのヘチマの蔓が枝分かれして四方に広がってきましたので、その交通整理をし、それを進出できるスペースに導いてやりました。

 北西部は、何本かのヘチマが絡まって伸びていて、その蔓の先端を最上部のところまで導いてやりました。

 また、この部分はゴーヤも一緒に育っていて、その実が長さ10㎝になっています。

 一方、南西部の角の部分においては、水槽から育ったヘチマの先端が、最上部の梁のところまで到達してきました。

 これからは、地上2.5ⅿのスペースの争奪戦に仲間入りし、自分の勢力圏をどう広げていくのかか、思案のしどころでしょう。

 ここでは、3、4のヘチマが壁伝いに登っていて、その先端が屋根に届きましたので、そろそろ路線変更の時期を迎えています。

 また、南端の中央部においては、ヘチマの先端がドアの上端の屋根の上で、延びる先をなくしてとぐろを巻くような状態になっていましたので、これをまっすぐ伸ばして、その先端をヘチマスペースに導きました。

 これから、元気に北進を遂げていくことでしょう。

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中央部付近のヘチマの実(左)と雌花の大輪(2016年8月1日、筆者撮影)

 写真のように、雌花は、雄花よりもかなり大きく、大輪ともいってよいでしょう。一昨日の朝に、この大輪を見て驚いたことを思い出しました。

 このように、炎天下であっても元気に葉を広げ、実を生らすヘチマを毎日観察し、そこから元気をいただいています。

 同時に、マイクロバブルでしっかり育てることにも尽力しています。

 いよいよ夏も盛り、ヘチマも本番の山場を迎えそうです(つづく)。