「万華鏡」という紫陽花の色は、真綿色の白から、薄紫に変化していきます。

 同じ花が、徐々に変化していくことから、それに「万華鏡」という命名がなされたのかもしれません。

 おそらく、花弁のなかの成分が変化し、新たな色素成分が生まれてくることによって、この変化が可能になったのではないかと推察されます。

mannge20160616
万華鏡の花(2016年6月16日、筆者撮影)

 この写真からも明らかなように、先にできた外側の花弁が薄紫色に変化し、中の方の花弁は、まだ白いままになっています。

 そして、この白と薄紫の色模様が、何ともいえない気品を醸し出しています。単純な花弁の形状と色であるにもかかわらず、このような美しさを表現できているのはなぜでしょうか。

 また、左右の色づきの微妙な違いもおもしろいですね。

 おそらく、日光のあたり具合によって、このような変化が発揮されたのでしょう。

 真にみごとなコントラストです。

 
20160616-2
万華鏡(2016年6月16日、筆者撮影)
 
  この白色と淡い青紫色のコンビネーションも素敵です。

  また、その花弁に元気さが漂っており、旬の季節感を覚えますね(つづき)。