しらたま兄弟のすばらしいところは、常に音楽があることです。

 これは、お母さんやおばあちゃんの影響を受けているからだと思います。

 去る15日の昼間、東京に帰るお客さん一同を迎えて、ランチパーティーが開催されました。

 新鮮なヤリイカや鯛の刺身が出され、みなさん感激されていました。

 また、直前に摘まれた中庭の大葉の手巻き寿司もなかなか好評でした。

 この食事の後は、いつものように、しらたまちゃんの登場ですが、今回は妹のRIRIも加わりました。

 「今日は何を唄いますか、『上を向いて歩こう』ですか?」

 どうやら、違う歌のようで、その合唱が始まりました。

 私も聞いたことがない歌のようで、後で聞くと、山梨の幼稚園で作られた「卒園の歌」とのことでした。

 心の機微に触れる、とてもよい歌でしたので、私もしんみりと耳を傾けていました。

 「よくぞ、ここまで大きく育ってくれましたね、ありがとう」

 というような歌詞のようで、これをしらたまちゃんとRIRIが、心を込めて唄っていました。

 そしてら、どうでしょう。

 傍から、嗚咽が聞こえてくるではありませんか。

 それを聴いていた、お母さんとおばあちゃんが涙を流して泣いておられました。

 しらたまちゃんとRIRIの歌声が心に沁みたからでしょう。

 この嗚咽は、歌が終わるまで続いていました。

 単に歌を唄って喜ばれるだけでなく、感動させることまでできるようになりました。

 これは、小さくない成長の証だと思いました(つづく)。

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                      しらたまちゃんとRIRI