消費税が、8%から10%へ増えることが再び延期されました。

 さすがに、一部の史上最高の利益を出している大きな企業を除いて、中小零細企業の不振、地域の衰退、生活苦が重なって、ここまでくると、政権維持に対する危機感から出てきた政策ということができるでしょう。

 何を買うにも、どこに行っても消費税、ものを買う度に、この税金の過酷さを身に沁みて理解させていただいております。


 これに対し、パナマ文書でも明らかなように、少なくない企業や個人が税金逃れを行って、その総額は数十兆円にも達するというのですから、真に飽きれてしまいます。

 これはまさに「租税の危機」であり、ネット上では、その税金逃れの巧妙な仕組みが明らかにされています。

 この一部の方々は、「法律違反はしていない」と居直って、その「不適切な行為」を改めようとはしません。

 法律よりも思い決まりは倫理規範であり、それに沿っていないことに恥ずかしさを覚える習慣を身に付けさせることが重要ですね。

 さて、国東安岐港の魚の競りにおける購買においても、毎回、しっかりと消費税が徴収されます。

 そうしなければ、仲買のみなさんがたちまち困ってしまうからです。

 少し前置きが長くなりましたが、本日はお客さんが来られるので、久しぶりに競りで魚を買ってきていただきました。

 雨模様で、「よい魚があるのかな?」と心配していました。

 やはり、水揚げ量が少なかったようですが、なんとか手ごろな鯛を二枚手に入れることができたとのことでした。

tai20160620
                          鯛二枚
 
 写真には、購入した体長30~40㎝の鯛二枚が示されています。いずれも体形や肉好きもよく、美味しそうです。

 そして、この鯛の競り値価格は500円、これに仲買に支払うマージンが100円、消費税が40円、合計で640円となりました。

 都会では、上の小さい方の鯛だけでも、その値段を上回るでしょう(因みに私が東京で調査した結果を参考にすると、写真の上部の小さい鯛でも980円の値段にはなるでしょう)。

 豊かな海の幸が、格安で購入できる、しかし、その際もしっかり消費税は取られる、これが現実です。

 何もかも一律に消費税として取られる、これは日本の特殊な租税方式です。生鮮食料品にはわずかな消費税しかかからない、これが先進国の常識です。

 私も、その事実をドイツ滞在の時に実感しました。

 いつか、この税をドイツ並みにしなければなりませんね。

 税のことを考え、やや頭が硬くなっていました。

 ここは気を取り直して、この鯛の料理法を考えることで、その頭を解す必要がありますね。

 なんといっても、この鯛は新鮮ですから、まずは刺身にして、それから粗の部分は吸物にすると最高でしょうね
(つづく)。