私事ですが、明日は「おめでた」があります。

 そのため、この数日間の天候が気になってしかたありませんでした。

 というのも、本日までは、雨か曇りの連続であり、晴天を迎えることは少しもありませんでした。

 気になって、天気予報を見てみると、それは「曇りのち晴れ」であり、これが実現することは、「まさに奇跡ではないか」とさえ思える局面でした。

 すでに、本日から東京、山梨、大阪などから参加者が集まりはじめ、なんとなくせわしい様子になり始めていました。

 さて、この「おめでた」は、新たに家族が一人増えるものであり、これから共に暮らしを担っていくための起点になる行事です。

 前職場を定年で去る際に、研究開発を主体とする企業を本格的に手伝うことにしました。

 その「おめでた」を担う主人公の「相棒」とは、前職場における研究生時代を含めると足かけ10年の研究と仕事をしてきました。

 この二人の共同作業の中心は、マイクロバブル技術を不断に発展させ、それを世に中に明らかにし、産業と生活の両面から、それらを創造的に発展させることでした。

 そして、ここ国東に2012年4月に移り住んでからは、文字通りの苦闘を続けてまいりました。

 なぜなら、そこには、次の「大きな壁」が立ちふさがっていたからでした。

 ①より高次の研究開発型への脱皮と持続的発展。

 ②資金難のなかで開発を、どう進めるか。

 ③開発力を、どう高めるか。

 ④商品化、販売促進を、どう着実に遂行するか。

 ⑤学問としてのマイクロバブルの科学と技術を、いかに発展させるか。

 ⑥主体的力量の形成を、いかに実現するか。


 これらが真正面から問われたのですから、これはとても容易ならざることでした。

 おまけに、この間、私自身が長期入院を行う大病を患い、それを前後して約半年間、ほとんど何もできない状態が続いていました。

 今振り返れば、2013年4月に退院し、その後のリハビリを終えて、ようやく仕事への復帰が可能になった頃は、文字通りの「どん底」状態に陥っていました。

 「せっかく、こうして普通の生活ができるようになったのだから、この『どん底』から、どう抜け出すかについて知恵を絞ろう、なにか工夫ができるはずだ!」

 これが、私の相棒と一緒に確認したことでした。

 人が成長するときは、自分のスケール以上の課題に立ち向かい、それを解決しようとして努力するときであり、上記の6つの壁は、いずれも、それにふさわしいものでした。

 言うは易し、実行は難しですが、要は、その後者において、それらに立ち向かう具体的実践の機会をいかに用意するか、そこに実際に分け入ることが重要なことでした(つづく)。

 
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紫陽花「万華鏡」の蕾