おはようございます。本日は朝からどんより曇っています。

ただいまの気温は22℃、寒からず、熱からずで、朝晩が過ごしやすくなりました。

さて、昨日は、第11回マイクロバブル研究会が夜遅くまで開催されました。

今回も、新たな参加者がありました。活発な議論を目の当たりにして大変興味を抱かれたようでした。

最初の話題提供は、Y会員から、稲作についての経験談が紹介されました。かれは、かつての農機具メーカーにおいて企画や開発を担当されていたようで、いわば稲作機器を用いた栽培のプロとしての仕事をなされていました。

その稲作機械においては、稲の植える苗の間隔を広げながら、それで全体の収穫量をどう増やしていくかという手法を開発した話であり、随所におもしろいアイデアの適用がなされたことに大変興味を抱かせていただきました。

因みに、Y会員は、その手法を国東においても適用され、ご自分で稲を育てて、その高収穫を実現されているそうでした。

会では、この報告を踏まえて、現代の稲作法についてさまざまな意見が出されました。会員の中にはご自分で稲作を行っている方もおられ、さらに議論は深くなっていきました。

そして最後には、現在の農業機械を用いての稲作の利点と問題点の指摘もなされ、その議論も沸騰しました。

続いて、M会員からは、動物洗浄法の開発に関する実践報告がなされました。このなかで、実際の洗浄の様子を動画で示しながら詳しい説明がなされましたので、それが大いに理解の手助けとなりました。

とくに、新たな洗浄法を見出した実際の様子が示され、その画期的な手法に、みなさん目を見張りました。

また、今後の課題について新たな装置の開発の必要性が示され、その開発構想についての具体的な検討もなされ、活発な意見交換や討議がなされました。

その後、研究会員のみなさんの実践が、2つの植物工場やヘチマの里づくり等のテーマで報告されました。

前二者については、わずかですがよい傾向が現れ始めたのではないかという示唆もあり、今度、そえっらについて詳しく調べることにしました。

また、ヘチマの里づくりについては、約40軒を超える場所で栽培が開始され、地域も国東市、大分市、広島市、京都市、米子市など全国に広がり始めていることが明らかになりました。

その後、地元での創業やその支援問題に関する議論が熱く交わされ、結局、研究会が終了したのは、10時30分でした。

もちろん、最長の研究会となりました。

みなさんが、自由に意見を交わし、みんなで研究会員の課題を解決していく、この好循環サイクルが周り始めていることを自覚した研究会になりました。

本研究会、会員のみなさんが生き生きと、そして溌剌(はつらつ)と意見を出し、楽しく議論の渦を起こし始めましたので、これからも大いに発展していくことでしょう。

因みに、研究会の後半では、鯛めしと自家製野菜が出され、みなさんで楽しくいただきました。

ajisai20160523-2
                        紫陽花の花が出始めました。