Oさんからの3回目のコメントは、次のようなものでした。

  マイクロバブル入浴を開始して約1カ月が経過し、驚くほどの改善が得られて安堵している心境が切々と述べられています。

 以下、その報告(青字部分)にしたがって解説と考察を加えていきましょう。

 「MB風呂に入れてから5週目です。 当初、後足2本がまっすぐ伸びきった状態で、ほとんど反応がありませんでしたが(死んだ鳥の足の様に、足が伸びきって爪先が曲がった状態)、現在は伸縮できています。
  排泄の神経伝達も、正常に戻りました。 尿漏れシート、紙おむつが、1日2~3枚交換していましたが、現在は、必要ありません。 床、壁に、体をたたき付けることがありましたが、穏やかです。夜鳴きもありません」

 これを劇的な改善効果というのでしょうね。

 まず、足が伸びきった状態で、まったく伸縮ができなかったのが、できるようになったという画期的な改善がなされています。

 これは、足の筋肉の硬直化が起こり、神経も働かなくなったことを意味しています。

 犬にとってみれば、運動するのに最も大切な後ろ足の2本ですから、この障害は、身体に重要な影響を与えることになりました。

 排泄もうまくいかなくなっていたことは、脳からの神経命令によって思うように筋肉が動かなくなったことが考えられ、それが正常に戻ったという話も奇跡に近い話です。

 床や壁に身体を叩きつける、これも異常であり、身体的不安によって夜泣きをしたことも、その危険なシグナルの叫びだったにちがいありません。

 これらが、マイクロバブル入浴でことごとく改善していったというのですから、これも奇跡に近いことではないかと考えられます。

 この入浴がなければ、事態はさらに悪化の方向に進んでいたはずです。

 Oさんも困り果てて、「いったどうすればよいのか」と路頭に迷われたのだと思いますが、そこで、マイクロバブルの活用をひらめいたことが重要でした。

 彼は、おそらく、最初の頃からの本ブログの愛読者の一人ですので、これを学習しているた効果が、そのヒラメキに通じたのだと思います。

 このヒラメキこそが、マイクロバブルのブレイクスルーを誘起させたのです。

 すでに、これと似たような事例がありました。

 今回のペロほど高齢で重症ではなかったのですが、やはり、後ろ足が立たなくなり、一歩も歩こうとしない犬がいました。

 毎朝、代々木公園まで散歩に連れていくのですが、座ったままで、一歩もあることができない状態でした。

 そこで飼い主が、マイクロバブル入浴をさせるようになり、それがたしか4回の入浴を行った後で、突然、代々木公園の半分歩いたということがありました。

 この飼い主は、奇跡が起きたといっていましたが、今回のOさんもそのような思いが過ったので葉ないかと思います。

 まさに、これはゴールドクラウンに匹敵する出来事だと思います(つづく)。
akaihana
                       玄関先に咲いていた紅い花