このところ、外に出かけるか、お客さんが来るかで、そん対応に時間を費やす日々が続いています。

 きっと、何かが変わり始めたからでしょう。

 そして、時が過ぎていけば、その「重要な何か」もより明確になっていくことでしょう。

 さて、このところスペアミント茶に凝り始めています。

 というのも、昨年あたりから、そのスぺアミントがよく成長することが判明してきましたので、それをよく観察してきました。

 とくに、今年になって、そのスぺアミントをよく陽が当たる場所に移植してからは、その成長が抜群となり、それにともなってミント茶づくりを始めることになりました。

 これまで、私どもが知っている「ミント茶」は、お湯に小さなスぺアミントの葉が2、3枚浮かべられている程度であり、それで何百円かしていました。

 おそらく、読者のみなさんが知っているミント茶は、これと同じ程度のものではないかと思います。

 ーーー これでは不十分、ミントの香りもわずかしかない。

 そう思い、生のミントの葉と茎を丸ごとヤカンに入れて煎じてみました。

 当然のことながら、その葉と茎からミントの成分が抽出されて、より香りのするミント茶が出来上がりました。

 そのことを、フェイスブックで紹介したら、早速コメントがきて、スペアミントは乾燥されたものがお茶として売られていて、北海道のある地方の名産になっているとのことでした。

 これを聞いて、スぺアミントを収穫してから、乾燥してみました。

 そしたらどうでしょう、さらにミントの香りが強く出てきて、さらに甘さも増しているではありませんか。

 この甘さが丁度よく、すっかり、このお茶の味を気に入ってしまいました。

 私は、机で仕事をする際に、必ず、飲み物を横においています。これが私の長い間に形成された習慣でもあります。     

 前の職場では、コーヒーをこよなく愛し、一日に15~20杯も飲んでいました。

 また、集中して書き物をしなければならない時は、投稿の途中で喫茶店に入り、そこでかなりの書き上げをすることもありました。

 さらに、学生との研究打ち合わせ会を喫茶店で行い、学生を喜ばせながら、研究の進め方を論じることもよくありました。

 ところが、その大のコーヒー通が、こちらに来てからは紅茶一辺倒になってしまいました。

 体質変化に紅茶の方がよく対応したからでしょう。

 とくに、スリランカ産の紅茶を好むようになり、それを注文する時は500gの袋入りを選ぶようになりました。

 そして、この数年間の紅茶通が、ほとんど紅茶を飲まずに、ミント茶ばかりを飲み始めるようになりました。

 このスぺアミントは無農薬栽培であり、これが、私の身体によく合っているのだと思います。

 この3年、無農薬野菜を自分で栽培し始めてから、市販の農薬栽培の野菜を自然に受け付けなくなりました。

 農薬漬けされた野菜やお茶は、飲んでも美味しくなく、そのことを身体が理解し始めたのではないかと思います。

 そういうわけで、今朝もヤカン一杯にミント茶を沸かし、座右においての仕事をしています。

 遠くアラブ地方では、このスペアミント茶に砂糖を入れて毎日飲む習慣があるそうですが、私も時々は、それに倣って黒砂糖をヤカンに1、2個入れて飲むこともあります。

 こんなわけで、今年の夏はゆかいにミント茶とともに過ごすことができそうです(つづく)。
                          
minnto20160514
ミント茶