本日は、雨の中、大分県中津市にあるK整形外科病院に行ってきました。

 あいにくの雨で、しかも、高速道路の速見と日出のインターチェンジ間が地震の影響を受けて通行止めになっていて、そこを迂回しながら国道10号線を北上していきました。

 「きわどいね。ぎりぎりの到着か、わずかな遅れで済みそうだけど・・・」

 宇佐市内に入って、う回路を選択したことが正解であり、その遅れをカバーすることができました。

 じつは、この3年間における国の大型補助金を得ての研究開発の成果発表会が、その協力機関であったK整形外科病院において開催していただくことになり、㈱ナノプラネット研究所の社長と私で、それに臨ませていただきました。

 会場には、同病院の大ホールにかなりの人数の参加者があり、二人とも、それに応えての講演を行いました。

 まずは、㈱ナノプラネット研究所の社長が前半を、そして私が後半を担当しました。

 じつは、今回の研究開発は、同病院付属の介護老人保健施設のみなさんに協力していただき、そこで生活をなされているみなさまのリハビリ改善、すなわち、生活リハビリに役立てていただくことを目標した装置を新たに創りだすことを目的にしていました。

 これは、超高齢化社会が急激に進行している現在の日本において、真にタイムリーな取り組みになりました。

 団塊の世代は、後期高齢者の真っ最中、そのジュニアの世代は予備軍として待ち構えていますので、その超高齢化は、ますます進展していくと予想されています。

 高齢者の泣き所は、足腰が弱り、それに伴って様々な障害が出てくることになります。

 その意味では、この施設においても、その代表的事例がいくつも発生していました。

 そして、この課題をマイクロバブル技術がいかに解決していくのか、そのことが真に問われる取り組みとなりました。

 おかげで、いくつもの重要な成果が見出された研究開発となりましたが、そのなかでも、とくに優れていると思われる代表的装置を5つ選んで、それを「ベスト5」として順に紹介させていただきました。

 これは、参加者のみなさんにとって好評だったようで、そのことが目の輝きにおいても現れていました。

 とくに、女性特有の話として、とっておきの事例を示したときには、私がクイズ風に質したこともあって、思わず声が出てくるという現象も起こりました。

 締めくくりとして、「ここには日本初、世界初の事例と到達点がいくつもありますよ」というと、みんさん大きく頷かれていたようでした。

 その後、今後の共同研究のすすめ方についても協議を行い、15時過ぎには、同病院を後にしました。

 「久しぶりなので、ふじ屋に寄ろうか」

 「どのくらい買いますか?」

 「そうだね、熱々の上げたやつを500g、揚げてない味付け肉を1㎏でどう?」

 「はい、わかりました」

 「今日は高速が使えないので、宇佐の『もち吉』にもいけるね」

 相棒は、これもすぐに了解、なぜなら彼が好きな濃厚抹茶アイスが、そこで買えるからでした。

 そして、車は、国道十号線を南下、日出の手前まで来たときでした。

 「鈴木のたまご屋」さんにも寄りますか?」

 「寄ろう、寄ろう!」

 ここでは、特売の鳥飯と卵を買いました。

 前者は冷えていたので、それを電子レンジで温めると、なんとすばらしい味になり、「これは見事に美味しい」、また食べたくなる味でした。

 あまりにも美味しかったので、私が独りで食べてしまったので、相棒がかなり悔しがっていました。

 それから、明日からはセミナーが開催されますので、急いで、その準備に取り掛かりました。

 すでに、時間が相当無くなっていましたので、我を忘れての準備をすることになりました。

 明日明後日と、2つのセミナー10周年記念講演を行うことになっています。

 「今夜は、準備に追われて眠ることができないかもしれない?」

 本日は、K病院のみなさんに喜ばれ、今後ますます緊密な共同研究が進めていけることを確認させていただきました(つづく)。
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おふくろが好きな花だったフリージャ