「夜鳴きが無くなりました。よく寝ていて助かります。糞尿排出の神経伝達が、正常に働きだした様に思われます。食欲、毛並み、見た目ハッキリ元気になり始めています。 まだ5日目ですが、マイクロバブル風呂のおかげで、私にとって光が見えてきました」

  このOさんのコメントにも、かなり重要な部分が含まれています。

 ここから、その重要な何かが、どのように観えてくるのか、それに分け入ってみることにしましょう。

 最初は、「夜泣きが無くなりました」ことについてです。

 これは、ご本犬にとっても、家族にとっても非常に重要な変化だったと思われます。

 夜泣きには必ず原因があり、この犬の場合、足が伸びたままで動かなくなっていますので、その硬直に伴う苦痛、関節の痛み、排泄が思うようにできないなどによって精神的にも不安になって夜泣きが始まったのではないでしょうか?

 ヒトにおいても、足が曲がらなく、歩けない、排泄が上手くいかない、関節が傷むというようなことが起これば、精神的にも不安になり、夜もしっかり眠ることができなくなります。

 犬も同じで、著しい老衰で、危険な状況を身体に感じて不安になり、それが夜泣きの行為へと転じていたのではないかと思われます。

 「その夜泣きが、糞尿排出の神経伝達が正常に動きはじめたことで停止した」
という観察結果も重要です。

 ここには、排泄に及ぼすマイクロバブルの作用効果の問題が関係しています。

 これは、まずマイクロバブル出浴後に尿意をもよおすことや便秘の改善に向かうこととも関係しています。

 この場合の神経伝達とは、排泄感を感じ、実際の排泄を行う神経刺激と作用がより円滑に進むことではないかと思われますので、それがかなりよい方向に働いたのではないかと推察できます。

 また、その結果として、「食欲」、「毛並み」、「見た目」ではっきりとした改善効果が見られるというのですから、これらは、それこそ吃驚するほどの変化だったにちがいありません。

 排泄が可能になり、内臓が正常に動きはじめたことによって食欲がわいてきます。

 これによってエネルギー源を蓄積できますので、それが元気に結びついていったのでしょう。

 「毛並み」は皮膚の一部とみなされますので、皮膚の改善、すなわち、皮膚の代謝がよくなることによって実現された効果と思われます。

 そして何よりも重要なことは「見た目」の変化です。

 毎日、見続けている愛犬ですから、重要な変化がないと、それを見分けることができません。

 ヒトが自分の顔を見て、「見た目」が変わるということは、じつは、非常に重要な変化が、かなりの差異をもって出現したときなのです。

 この場合、この愛犬の身体全体における神経系統、内臓、そして後足の筋肉や関節の改善がかなりの速度で改善されていったことが、このような食欲、毛並などの見た目で解るほどに起こったといえるのではないでしょうか。

 このマイクロバブル入浴によってもたらされた光明は、Oさんや家族にとって、どんなにすばらしいものであったか、このコメントを拝読させていただいた私にも、その光明が射し込んできたように思いました。

 「さすが、マイクロバブル!」

 じつは、犬もヒトも同じ動物であり、その作用効果に変わりはなかったのです。

 しかし、犬の方は、身体が小さいだけ、マイクロバブルの作用効果が発揮しやすかったことが、真に幸いなことでした
(つづく)。
しんめ0410
       椿でしょうか、新芽がたくさんでていました(豊後高田市田染三宮神社の前)