本日は、第9回マイクロバブル研究会を盛会裏に終わることができました。

 今回は、地元でのトマト栽培についての報告がありました。

 まず、試食用として糖度11前後の美味しいトマトがだされ、研究会のみなさんは、そのあまりの美味しさに驚かれていました。

 微生物を高度に利用した栽培法であること、さらに、糖度を上げるために塩分ストレスをかけることに、この栽培法の特徴があり、これを、どうすればより発展できるかについて、議論が沸騰しました。

 とくに、このトマト栽培において収穫量をどう増やすかについても集中的な議論がなされ、その工夫を行うアイデアについても意見交換がなされました。

 次に、「ヘチマの里づくり」についても重要な提案があり、これを研究会としても推進していくことが決まりました。

 この取り組みの利点は、次の4つにあります。

 ①若いヘチマを美味しく食べること

 ②ヘチマの花でミツバチをたくさん呼び寄せること

 ③葉陰をつくり温暖化対策を行うこと

 ④タワシを作って健康になること

 これらが実現されれば一挙四得が実現することになります。

 写真は、ヘチマが地面に落ちて、その下部が破れ、約1m四方に種が散りばっていたのを集めたものです。

 こうやって、子孫を立派に残そうとするのですね。

 地面に落ちた瞬間に、下部が破れて、種を撒き散らす、これを最後に行うヘチマの行為に感心しました。

 昨年11月3日の「私のヘチマ宣言」をいよいよ実行することになりました。地元のみなさんもやる気になってきて、今年は、その開始の年になりました(つづく)。
 
hetima20160331

ヘチマと種