甲府から羽田空港行きの高速バスに乗って、途中に軽い渋滞があったものの、約2時間半で終点に着くことができました。
これまでは、特急あずさに乗って甲府から新宿までが90分、そして中央線、モノレールを利用して羽田空港までが約1時間かかり、結局、ほぼ同じ時間で行っていました。
途中、新宿駅、浜松町駅での乗り換え、それから運賃比較ではかなり違うことを考えると、バスの方がお得、ということになりました。
羽田空港では早速チケットの手配を行い、そのまま出発ロビーまで行って、そこで昼食を取りながら、出発までの2時間半を過ごすことになりました。
「昼食は『たごさく』の赤飯、これが正解だったよね!」
甲府駅で、わざわざ買ってきたかいがありました。
窓の外には待機中の飛行機が見えていました。
ーーー 出発時刻までは約2時間半、久しぶりに、ブログの記事を書く時間が確保できそうだ!
こう思いながら、その作業を進めているうちに、当然のことながら、持参のパソコンの電池が残量が少なくなってきたことに気付きました。
「どうしようか」と周囲を見渡して、充電できそうなところはないかと探してみました。
そしたら、すぐ後ろに、そのコーナーがあったので、トイレに入った後で、そこで続きを書こうかと思っていました。
ところが、その間に若い女性が、その空席のところに入ってしまい万事休す。
「こうなったら仕方がない、諦めるか?」と思って、その両隣を覗いてみました。
向かって左は、30歳代のサラリーマン風の男性、右には20歳代の男性が、いずれも夢中になってゲームをしていました。
ーーー これも世相の反映なのか。
そう思いながら、私は、残り少ない電池残量を気にしながら、ブログ記事の執筆を続けていました。
そのうち、これらの男性がいつ止めるのかが気になりはじめ、時々、そちらの方を眺めるようになりました。
--- それにしても、二人とも長く居座っているなぁー。きっと、夢中になっているのであろう。
先ほどから、ゲームをしている姿勢は少しも変わっておらず、一人は、斜めに身体を傾けたままで、もう一人は、そのゲーム機を頭のところまで持ちあげたままの姿勢でした。
その彼らを見つけて以来、2時間が過ぎ、さすがの私も、飽きれかえってしまいました。
私は、それで済んだのですが、ある女性は、どうしてもパソコンを少し充電したかったのでしょう、その彼らの後ろに立って、順番待ちをしているという姿勢を示していました。
後ろに、待っている人がいるのですから、その方への配慮を示すのが普通ですが、彼らは、二人とも違っていました。
左側は、それを無視、右側は、抜いていた携帯端末をコンセントに差し込んで、「私は充電中ですよ」という態度を無言で示したのみでした。
右の彼は、そのしぐさからして、そのコンセントを使用していなかったのです。
これを見て、その女性は憤慨したようで、すぐにその場を立ち去りましたが、その後も、このお二人はゲームを無心にやり続けていました。
ーーー 結局、彼らは自分のことしか考えていないのか!これが現代の若者の姿のひとつなのであろう。
と、深いため息が出てしまいました。
かれらは、ゲームに夢中になっている姿を他人からどのように観られてるかを、気にするのではなく、自分が楽しめばよいというだけのことを考えている人種のように見えました。
そういえば、都内の電車に乗った時も、若者たちが、電話機を使ってゲームをしているのをよく見かけます。
ゲームをしていない若者もいるはずだと思って、それを確かめようとしたのですが、これまでの視察においては、すべての若者がゲームをしていました。
これは、私にとって、とても「異様な光景」であり、これが常態化している日本の現状についても憂いを発せざるを得ませんでした。
かつては、山手線において文庫本を読む若者や大人たちをよく見かけたものですが、今では、そのような光景を見ることができません。
羽田空港の出発ロビーでのお二人さんは、電車の中でも、同じようなことをしているのでしょう。
それが普通になって、その姿を周囲から見られることに関しても、その羞恥心を失ってしまったのでしょう。
このようなことを考えてしまった出発ロビーでの出来事でした。
結局、私は、パソコンの電池を使い果たし、その後は、そこで、しっかり寛がさせていただきました。
これまでは、特急あずさに乗って甲府から新宿までが90分、そして中央線、モノレールを利用して羽田空港までが約1時間かかり、結局、ほぼ同じ時間で行っていました。
途中、新宿駅、浜松町駅での乗り換え、それから運賃比較ではかなり違うことを考えると、バスの方がお得、ということになりました。
羽田空港では早速チケットの手配を行い、そのまま出発ロビーまで行って、そこで昼食を取りながら、出発までの2時間半を過ごすことになりました。
「昼食は『たごさく』の赤飯、これが正解だったよね!」
甲府駅で、わざわざ買ってきたかいがありました。
窓の外には待機中の飛行機が見えていました。
ーーー 出発時刻までは約2時間半、久しぶりに、ブログの記事を書く時間が確保できそうだ!
こう思いながら、その作業を進めているうちに、当然のことながら、持参のパソコンの電池が残量が少なくなってきたことに気付きました。
「どうしようか」と周囲を見渡して、充電できそうなところはないかと探してみました。
そしたら、すぐ後ろに、そのコーナーがあったので、トイレに入った後で、そこで続きを書こうかと思っていました。
ところが、その間に若い女性が、その空席のところに入ってしまい万事休す。
「こうなったら仕方がない、諦めるか?」と思って、その両隣を覗いてみました。
向かって左は、30歳代のサラリーマン風の男性、右には20歳代の男性が、いずれも夢中になってゲームをしていました。
ーーー これも世相の反映なのか。
そう思いながら、私は、残り少ない電池残量を気にしながら、ブログ記事の執筆を続けていました。
そのうち、これらの男性がいつ止めるのかが気になりはじめ、時々、そちらの方を眺めるようになりました。
--- それにしても、二人とも長く居座っているなぁー。きっと、夢中になっているのであろう。
先ほどから、ゲームをしている姿勢は少しも変わっておらず、一人は、斜めに身体を傾けたままで、もう一人は、そのゲーム機を頭のところまで持ちあげたままの姿勢でした。
その彼らを見つけて以来、2時間が過ぎ、さすがの私も、飽きれかえってしまいました。
私は、それで済んだのですが、ある女性は、どうしてもパソコンを少し充電したかったのでしょう、その彼らの後ろに立って、順番待ちをしているという姿勢を示していました。
後ろに、待っている人がいるのですから、その方への配慮を示すのが普通ですが、彼らは、二人とも違っていました。
左側は、それを無視、右側は、抜いていた携帯端末をコンセントに差し込んで、「私は充電中ですよ」という態度を無言で示したのみでした。
右の彼は、そのしぐさからして、そのコンセントを使用していなかったのです。
これを見て、その女性は憤慨したようで、すぐにその場を立ち去りましたが、その後も、このお二人はゲームを無心にやり続けていました。
ーーー 結局、彼らは自分のことしか考えていないのか!これが現代の若者の姿のひとつなのであろう。
と、深いため息が出てしまいました。
かれらは、ゲームに夢中になっている姿を他人からどのように観られてるかを、気にするのではなく、自分が楽しめばよいというだけのことを考えている人種のように見えました。
そういえば、都内の電車に乗った時も、若者たちが、電話機を使ってゲームをしているのをよく見かけます。
ゲームをしていない若者もいるはずだと思って、それを確かめようとしたのですが、これまでの視察においては、すべての若者がゲームをしていました。
これは、私にとって、とても「異様な光景」であり、これが常態化している日本の現状についても憂いを発せざるを得ませんでした。
かつては、山手線において文庫本を読む若者や大人たちをよく見かけたものですが、今では、そのような光景を見ることができません。
羽田空港の出発ロビーでのお二人さんは、電車の中でも、同じようなことをしているのでしょう。
それが普通になって、その姿を周囲から見られることに関しても、その羞恥心を失ってしまったのでしょう。
このようなことを考えてしまった出発ロビーでの出来事でした。
結局、私は、パソコンの電池を使い果たし、その後は、そこで、しっかり寛がさせていただきました。
ネギ粥
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