成長ホルモン物質は、歳を取るにしたがって、急激に体内で産生されなくなってしまいます。

 高齢化するにしたがって、このホルモン物質の現象がより顕著になっていきます。

 ですから、この逆が起こり、成長ホルモン物質の産生が増えるということは、その老化の逆、すなわち若返りが可能になることに結びつきます。

 すでに、20歳の学生の末梢血管における血流量が50歳の方のそれと比較して約3倍違うことを示してきました。

 ですから、この50歳の方の血流量をマイクロバブルで3倍に増やすことができれば、その二十歳の身体に近づいた、すなわち、血流促進に関する「若返り」が起きたと考えてもよいことになります。

 また、その血流促進の生起は、それだけに留まらず、知覚神経刺激の結果として、成長ホルモンの再生にも影響している可能性があったのです。

 ですから、マイクロバブルによる若返り問題は、さまざまな角度からの系統的な検討がなされていくことが重要であると思われます。

 Nさん、Tさんとの論議は、さらに、次のように展開していきました。

 
A10:Nさん、マイクロバブルのお風呂に入り始めてから顔色がだいぶよくなったのではないですか。周囲のみなさんに、そういわれませんか?

 Q10:じつは、そうよくいわれます。家内からも、そういわれ、元気になったといわれます。

 A10:おそらく、血行促進がよくなり、身体が軽くなって、動かしやすくなっているのではないでしょうか。筋力やバランス感覚にも、その効果が現れている可能性がありますので、それも確かめてみてください。
 
 Q10:私は、若い時から武道をしていますので、なんとなく、そのような好循環の効果を感じていますが、いわれてみると、たしかにそうかもしれないですね。

 A10:その気になって考え、実際に調べてみないと、意外と、それらの変化には、なかなか気づかないものです。私から、そうではないですか?と尋ねられて、ようやく気付く場合が多いですよ。私自身でさえ、そうだったのですから。 

 Q10:ほかには、何か確かめる方法があるのですか?

 A10:ありますよ。それは、マイクロバブルの知覚神経刺激の結果として、身体のいくつかの場所で、わずかな「けいれん」が頻繁に起こるようになることです。 

 Q10:けいれんですか?

 A10:目が疲れたときに、目の周りで、ひくひくと起こるやつですよ。マイクロバブルの場合は、その目のあたりでは起こりませんが・・・。 

 Q10:そうですか、目のあたりでよく起こる「けいれん」ですか?あれですか?

 A10:そうです。あのようなけいれんが、指で、腕で、それからふくらはぎや足で起こります。起こっていても、それに気付かないことも多いようです。

 Q10:まったく、そのようなけいれんは意識したことがありませんでした。

 A10:今度、気を付けて探してみてください。マイクロバブル風呂に慣れてくると、このわずかなけいれんが起こるようになり、それが知覚神経刺激の結果として出現した証拠、証だそうですよ。

 Q10:それは専門家の見解ですか?

 A10:医学関係の学者の見解です。私も、そう尋ねられて、そういえば、私の身体で、良く起こっている現象だと思い当たることがありました。

 Q10:なるほど、わずかなけいれんが起こっているかどうかが、マイクロバブルの効果の目安になるという訳ですか?
 

 A10:そうなんです。ある女性の高齢者の方が、自分の身体にも起きていたという電話をいただいたこともありました。効果があるとなると、みなさんうれしい気持ちになるものなのですね。

 
Q10:ぜひ、私も、それを見つけてみます。先生の話を聞いていると、マイクロバブルは奥深いと感じました。それに、なんだか楽しくなりますね。

 A10:それはよかったですね。なにか疑問に思うことがあったら。いつでも、質問されてください。 
 この談義は、ここで終わり、次の視察に向かうことになりました(この稿、ひとまず終わり)。
巨木たけだ
           山梨県甲府市にある武田神社における大手門付近の巨木