Tさんは、かつて大病を患い、手術をされた後からマイクロバブル入浴を開始されました。

 当時は、数歩を歩いたら休まずにはおれないほど大変な状態でした。

 また、顔色も悪く、本当に大変な状況でしたので、「もしよかったら、マイクロバブル入浴はいかがですか?」という勧めをさせていただきました。

 以来、顔色もよくなられ、歩くことにおいても何の心配もなくなられていますので、マイクロバブル入浴が大変な確信になられていました。

 そのTさんが、次のような質問を寄せてこられました。

 Q2:最近、なんとなく、マイクロバブルの出具合がよくないのではないかと思うのですが、どうしたらよいでしょうか。

 A2:よくある質問ですので、よろしくお願いいたします。まず、空気吸入口を指で数秒間塞いでみてください。そしたら、どうなるでしょうか?

 Q2:当然のことながら、空気を吸い込まなくなりますね。

 A2:押さえた指が吸い込まれるのを確認してください。指の皮膚が吸い込まれていることが確認できたら、マイクロバブル装置が正常に稼働している証拠です。これを確認した後に、今度は、マイクロバブル発生装置の出口を指で塞いでください。  
 
 
Q2:今度は出口から噴出してくる液体を出ないように塞ぐのですね。

 
A2:そうです。そこを塞ぐと、今度は、空気チューブのなかを液体が逆流するようになります。そして、その先端のチューブから液体が出てきます。そしたら、それまで塞いでいた指を離します。それによって、今度は逆に、空気吸入チューブから再び空気を吸い込むようになります。

 Q2:なるほど。

 
A2:この作業を数回繰り返してください。これで、マイクロバブルの出がよくなれば、それで調整は終わりです。この作業によって、吸入チューブの先端に設置されているマイクロチューブの中の清掃を行ったことになります。

 
Q2:簡単ですね。ほかには、何か方法がありますか?

 
A2:次は、浴槽の中に入れたままの状態になっているストレーナーの部分です。このストレーナーは、繊維状の袋に包まれています。ここが目詰まりして、そこに汚れが溜まっている可能性がありますので、ここを触って汚れを取り除いてください。目詰まりが多い場合には、これを清掃するとマイクロバブルの出具合がかなりよくなります。

 
Q2:袋の清掃、これが2番目ですね。

 A2:そうです。2番目です。それでも、マイクロバブルの出具合に改善がなければ、ポンプとホースの中が汚れていて、これらをよく清掃する必要があります。

 
Q2:どうやってポンプとホースを清掃するのですか。

 A2:これには2つの方法があります。まず、風呂の水位を下げて水深15㎝程度にします。この時、吸い込み側のストレーナ―とマイクロバブル発生装置が水表面以下に設置されていることを確かめてください。その確認ができたら、その湯船の水の中に漂白剤の液体を入れてください。容器のキャップで3,4杯入れていただく程度でよいと思います。それから、ポンプを稼働させてください。

 
Q2:風呂の水は、どうなりますか?

 A2:徐々に水が黒くなって、汚れが出てきます。ポンプの中やホースの内側にできていたバイオフイルムが徐々に剥がれ、それらが汚れとして出てきたからだと思います。稼働時間は30分から1時間程度でよいでしょう。この洗浄が終わったら、ポンプとホースを濯いでください。これは、汚水を排水した後に、清浄な水道水を同量入れて、その状態でポンプ稼働およびマイクロバブルを発生させてください。これで汚れが出て来なければ、それで終わりです。

 Q2:もうひとつの方法は?

 A2:2つ目は、ホースの一部とストレーナの部分をバケツに入れ、同時にマイクロバブル発生装置も入れて、水を入れた後にポンプ稼働を行い、その状態で水を循環しながらマイクロバブルを発生し続けます。ここに漂白剤を入れて、ポンプの内部およびホースの内側の部分を清掃します。こちらの方が簡単ですので、どうか試してみてください。
 

 Q2:ありがとうございました。よく解りました。帰ってからさっそくやってみます。

 A2:どういたしまして
、これからもマイクロバブル入浴を楽しんでください(つづく)。

 
bugenn20151117
白く小さなブーゲンビリアの花