久しぶりに、「その後のしらたまちゃん」の記事を更新することにしました。

 前回が6月中旬ですから、半年ぶりになります。

 その後もすくすくと成長しているようで、毎日元気に幼稚園に通っています。

 その彼から、何日かおきに電話がかかってくるようになりました。

 私宛のご指名の電話ですから、これほどうれしいことはありません。

 そして、決まって次のように話しかけてきます。

 「おじいちゃん、クイズを出すから答えて!」

 そのクイズとは、「1が5つ並んだらなぁに?」という類のものでした。

 そして、こちらから次のクイズを出します。

 そうしているうちに、この類のクイズのネタは尽きてしまい、足し算、引き算を電話でやるというパターンに移行していきました。

 すでに、二ケタの足し算、引き算を暗算でできるようになっていますので、最近は、3つの数字を足し算する問題を出すことにしています。

 「1+1+1は?」
 
 「3、簡単すぎる!」

と、不満声になります。

 「そしたら、3+3+3は?」

これもすぐに答えが返ってきます。

 「今度はむずかしいよ。9+9+9は、いくらですか?」

 こうなると、かれにとっては、すぐに答えることができない、むずかしい問題になってしまいます。

 暗算ですぐに答えられないので、ソファーにうつ伏せに寝て、しきりに自分の指を使って数えようとしているのだそうです(お母さんの証言)。

 しばらく待っていると、その答えが「27」と返ってきます。

 「正解、すごいね」

というと、必ず、「もう1回!」と問題を出す催促がきます。

 かれの特徴は、これを延々と繰り返すことにあり、自分から、もういい、止めようとは決していわないことです。

 したがって、もう止めようというのは、いつも私の方なのです。

 これは、しらたまちゃんの方が、これを遊びとして捉え、おもしろく、楽しく感じているからだと思います。

 遊びながら、暗算で算数を自然に学ぶことができる、これはとてもすばらしいことですが、彼の場合、その能力を身に付けているということができるでしょう。

 これは、幼稚園でのゲームの時にもいかんなく発揮されていました。

 数を変えたリンゴの絵が描かれた大きな紙がいくつも床におかれ、先生が、自分で手をたたきながら「リンゴはいくつかな?」と尋ねると、その手を叩いた数のカードを早く見つけて取り合うというゲームをしていました。

 ほとんどの子は、先生が「いくらかな?」と尋ねると、自分の足元にあるカードをほぼ反射的に取ろうとします。

 この場合、手を叩いた数と目の前のリンゴの数を合わせることができないのです。

 ところが、しらたまちゃんは、しっかりとその数を数えた後に、その正解のカードを見つけようとしていましたので、誰よりも早く、その正解を見つけることに成功していました。

 普段の遊びの中から、このような数の感覚や方法を自然に身に付けていたのです。

 昨日は、そのしらたまちゃんが、生のサンマの絵を描いている動画が送られてきました。

 それを見ていて、あることに気付きました。

 サンマをどう描こうかという顔つき、目つきがいつもと違うのです。

 しっかり観察して、どう描こうかを考えている真剣なまなざしだったのです。

 観察力の進化が、このような表情や目つきに現れるのかと認識を新たにしました。

 ヒトの成長というのはすばらしいですね。

 早速、その時の写真を私のデスクトップに載せることにしました。

 それを以下に示します。

 この目つきと表情は、サンマを描いた時の表情にそっくりでした。

 みごとなサンマが描けましたね(つづく)。


 
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                     その後のしらたまちゃん