先ほど、第4回マイクロバブル研究会を無事終了することができました。

 本日は、朝から、その講演準備をしていましたので、本記事を書く余裕がなく、今からの執筆になりました。

 さて、本日の研究会は、いつものように、下記の講演から始まりました。

 「マイクロバブル技術の農業利用」

 この講演の数時間前に、地元の方々が、七島イの苗を持ってきてくださいましたので、まず、その七島イの成長具合に関する考察から始めることにしました。

 
20151029七島イ露地もの-1
                        七島イの根

 この写真からも明らかなように、この黒褐色の部分が七島イの根です。

 このように、まず根が横の方に伸びて、そこに目が出て成長していくのだそうです。

 しかし、やや根の数が少なく、小さいのではないかと思いましたが、研究会のみなさんも、それに賛同する意見が多くありました。

 どう立派に育てていくか、これが、重要な課題ではないかと思っています。

 その後、話は「植物工場」に移行しました。ここでは、植物工場の研究者として最前線におられる方の本に基づいて、わが国の植物工場が次の2つに分類されることを紹介しました。

 ①人口光型植物工場

 ②太陽光型植物工場


 ①については、わが国特有の技術であることが強調されていて、②については、その先進国がオランダであること、これが①と比較すると、なかなか、その栽培技術が難しいことが示されていました。

 また、これらの植物工場の問題点と課題についても詳しく示されていましたので、それらについても解説し、みなさんと大いに議論させていただきました。

 この問題については、近々、詳しく考察させていただくことにしますので、ここでは、その要点だけを述べておくことにしましょう。

 先日の日経新聞に、全国の植物工場に関する調査結果が示されていました。これによれば、7割が赤字、残り3割が黒字ということでした。

 この赤字の主因は、1)設備投資が莫大である(1000㎡で3~5億円)、2)運転費(主として電気代)が多大である、の2つにあります。

 しかし、この本では、これらの課題をどう解決していくのか、これについては、残念ながら、明解な説得力ある見解は示されていませんでした。

 この課題を根本的に解決する方法は、小規模でよいから(面積で10~30㎡)生産性、採算性がきちんと確保可能な植物工場を、革新的技術によって、どう作り上げるかを明らかにすることが非常に重要なことではないかと思っています。

 この本では、そのような視点が見当たらず、それも含めて議論させていただきました(つづく)。