昨日まで、第8回マイクロバブル技術・国東セミナーが2日間にわたって開催されました。

 今回は、マイクロバブル技術の基本、マイクロバブルとマイクロバブル水の物理化学的特性という基礎的な問題について、より深く解説する内容となりました。

 このなかでは、4つの講演がなされ、私は、その3つを担当させていただきました。

 それぞれ40~70分の講演時間がありましたので、事前の準備として、きちんとしたスライドづくりが重要になります。

 各講演ごとの題目とスライドの枚数は次の通りでした。

 講演1 「マイクロバブル技術の基本」 17枚

 講演3 「マイクロバブルの物理化学的特性」 20枚

 講演4 「マイクロバブル水の物理化学的特性」 22枚

 そして、たった今、本日分のスライドづくりを終え、印刷をして、ようやく一息をついたところです。

 「そういえば、ブログの記事更新が滞っていた」ことを思い出し、早速、キーボードを叩きはじめたというわけです。

 さて、今回のセミナーでの講演の流れについては、次のように考えました。

 この場合、「マイクロバブル技術の基本」とは、「マイクロバブルの物理・化学・生物的特性を理解し、その機能性を引き出す」ことを意味します。

 しかし、この理解を十分に行うことは、なかなか容易ではありません。

 また、その理解を深めるには、その個々の現象そのものに興味や強い関心を持てるようになる、そして、そのことに感動を覚える、ときには、嫉妬すら感じる、この感性を鍛える必要があります。

 まず、強い印象を与える、心の奥底に刻み込んでいただく、それに最もふさわしいとして、「バージンオイスター」を選びました。
バージンオイスター2011
         バージンオイスター(無放卵カキ、2011年11月、大船渡湾で筆者撮影)

 よく成長した白い真ガキです。放卵寸前の状態からマイクロバブルを与えることによって、それを止めさせ、身入りへと転じさせたことで、「無放卵カキ」といいます。

 これを地元の仲買のある方が、「バージンオイスター」と呼んでいましたので、その呼称を採用させていただきました。

 全国の汚染された海域では、未熟児ともいえる貝がたくさん見受けられます。

 かつてのように十分に成長してから産卵するのではなく、未熟なままで産卵・放卵を繰り返しています。

 そのことが、ますます貝の成長を遅らせています。

 「その負の連鎖を断ち切って、無放卵状態で身入りさせたことに、マイクロバブルの意味と凄さがありますよ!」

 これが一番私の言いたかったことでした(つづく)。