今年は、いろいろと「青柚子」と親しんでいます。
青柚子の「擦りおろし」、「刺身」に続いて、本日は、「青柚子茶」を紹介させていただきます。
すでに、柚子をお茶にして飲む、このようなお茶の商品は、いくつか存在しています。
宇佐市院内にある櫛野農園の商品においても「柚子密」というのがあります。
これは、柚子を絞った汁にハチミツを入れて飲みやすくしたものです。
冬はホットで、夏は冷たくして飲むと教えられ、それを楽しく飲ませていただいております。
さて、この青柚子を用いたお茶は、この「ゆず密」や他の柚子茶とかなり異なっています。
まずは、その青柚子茶の写真を示しておきましょう。
青柚子を輪切りにして、紅茶のなかに入れました。
これをよく見ると、三層になっています。
一番外側が緑色の皮、その内側に白い色の中皮、そして中央部に、酸っぱい実の部分が見えます。
この緑の部分で柚子の香りが強く、白い部分は甘く、実の部分には柚子特有の酸っぱさという3つの香りと味が、そのお茶の中に沁みこんできます。
このミックスされたお茶の味が何とも言えない美味しさを引き出すのです。
また、青柚子は、時間の経過とともに、黄柚子に変化していきますが、それとともに、柚子の味のなかに、ほのかな苦味がでてきて、これが大人の味とでもいいましょうか、その味が、また新たな味を醸し出すので、時間の経過とともに、その味が変化していくことにも注目しています。
このお茶が、とても気に入り、黒豆茶、麦茶でも試してみましたが、いずれも、この青柚子とよく合うことが解りました。
こうして、今では、毎日、この青柚子茶を楽しむことが習慣になりはじめています。
これぞ、「スカッと、さわやか」な、お茶ではないでしょうか。
とくに、原稿書きをしていて、その合間に、ほっと一息するときに、このお茶は、よく合いますね。
さらに、この青柚子茶の素敵さに、分け入っていこうと思っています。
追記:本記事で、2100回記念の記事としては終わりになります。
しかし、植菜物語としての記事は続けていきます。
「私のマイクロバブル入浴研究」、「国東の食環境」に続いてのロングラン記事になっていくのではないかという予感を得ています (つづく)。
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