すでに、記念の2200回をかなり過ぎてしまいましたが、遅ればせながら、その記念記事を開始させていただきます。

 このところ、安定して毎日のブログ更新ができずに申し訳なく思っていました。

 この記念記事を契機にして、その改善をさせていただきたいと思っています。

 じつは、ご承知のように、いまだ2100回記念の記事が継続中ですので、次の2200回をどうするかについて、いろいろと思案をしているうちに、かなりの時を費やしてしまいました。

 正確には、本記事で2226回目になります。

 振り返れば、じつに足かけ8年。

 途中に病気中断はありましたが、それも1年前に再開し、幸いにも、今日まで毎日更新を持続することができました。

 本ブログ記事の執筆目的は、「マイクロバブル技術に関する正しい理解とそれを国内外に普及させる」ことの「一助」とすることあります。 

 そのために、真に微力ですが、今後も本記事の更新を続けさせていただきますので、読者のみなさまにおかれましては、これからも長きのお付き合いを、よろしくお願いいたします。

 振り返れば、1995年に、マイクロバブル発生装置とその利用技術を発表して以来、約20年が経過しました。

 この間、マイクロバブル技術は、真に燎原の火のごとく、広大な裾野を形成しながら、それこそ多様で多彩な発展を遂げてきました。

 わが国発のオリジナル技術として、真に意味のある発展であったと思います。

 時代区分的には、現在は、その「生成期の後期」に位置し、次の本格的な発展期の準備が、いくつかの分野でなされるようになってきました。

 平たくいえば、今日の状況は、「おもしろくて、ゆかいになりはじめた時期」といえ、みなさんの関心も、20年前と比較すると比べ物にならないほどに大きくなり、そして知恵と工夫の出しどころに差し掛かっています。

 今風にいえば、「今、マイクロバブルがおもしろい」ということになるでしょう。

 そこで、新シリーズを開始するにあたり、そのタイトルについて最初に言及しておきましょう。

 じつは最近、原作葉室鱗、小泉
堯史監督の映画「蜩ノ記」を何度か繰り返し観てきました。

 10年後には、「命を受けて自分の命を絶たねばならない」、こう決心している主人公に対して、その監視役の若侍の謎解き、すなわち、「なぜ死ななければならないのか」の解明が、映画の進行とともになされていきます。

 その主人公が幽閉されているのが、豊後の「羽根(うね)」という名の架空上の藩です。

 歴史的には、杵築藩(現在の杵築から国東半島の東側の国東、国見町あたり)に相当しています。

 そして、この映画のなかでは、地元の特産品である「七島イ(畳表に用いるイグサ)」を加工するシーンも出てきます。

 年貢の取り立てが厳しく、貧困に喘ぐ農民たちを何とか助けようと、家族総出で、この七島イの加工に取り組む姿には、「ここは知恵の出し処」と思わせる原作者と映画監督の意図が現れています。

 その七島イ農家が減少し、今や絶滅の危機に瀕しています。

 せっかくの知恵と工夫で、地場産業として守り続けてきた七島イが、数々のみなさんの御努力にもかかわらず、肝心の七島イ生産量が圧倒的に少ないという事態を迎えてしまい、その危機に直面しているのです。

 その危機を背景にして、細々と七島イ栽培が続けられているのが、国東市安岐地区であり、この七島イは、映画の主人公の「10年後の命」の問題と重なっているかのようでした。

 このような思いを含めて、いろいろと思案した結果、この「蜩ノ記」に因んで、そのタイトルを「国東ノ記」とすることにしました。

 これをどのように展開していくか、いまだ、その具体的な構想は固まっていません。

 しかし、こうして、その2200回記念としての第1回を書けるまでに至ったことは進歩であり、私にとっては、小さくない、そして貴重な一歩を踏み出せたことになります。

 ーーー あれこれと考え、悩んできたけれど、ようやく漕ぎ出すことができた!

 山口弁で、「せわぁーない」(たいしたことではない、大丈夫であるという意味、最近NHK大河ドラマでよく出てくる言葉でもある)ともいいたくなる心境です。

 この思いを大切にして、その記念シリーズ「国東ノ記」に取り組ませていただきます(つづく)。
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         秋になっても鮮やかな紅を保って咲き続けるゼラニウム(筆者撮影)