加賀太キュウリ

                    季節外れの加賀太キュウリの発芽

 
暑さに負けずに発芽。

 加賀太キュウリの芽が出てきました。

 高温の夏には発芽しないのですが、これを小さなワインセラーに入れて、辛抱強く育てていたら、とうとう芽を出して くれました。

 このキュウリ、加賀の国の名産として知られていて、さまざまに加賀料理に使用されています。

 形はずんぐり、むっくりしていますが、見かけによらず、とても美味しいのです。

 ただし、難点 は、皮が厚いので剥いて食べなければならないことです。

 しかし、昨年私が育てたものは、その皮むきが不要で、そのまま食べることができました。

 それは、皮の部分がとても薄かったから でした。

 この味が忘れられず、やや遅れて育て始めた蔓の背丈が約1mになりました。

 これが今年の第1次分です。

 この発芽した苗は、これから秋用として育てる第二次分です。

 ここ南の地大分国東半島では、キュウリの季節はすでに終わってしまいました。

 この加賀太キュウリが、その終わりを引き継いでいきます。

 この盛夏を乗り越え、どう育ってくれるか、それが、今年の夏の楽しみになり始めています(つづく)。