昨日、地元の方々の参加を得て、マイクロバブル研究会の第1回例会が開催されました。

 参加登録者は12名、これらの人々を中心にして、いよいよ地域の問題に取り組むことになりました。

 ここ国東に来て3年余、その準備期間を経て、新たな段階に突入できたことを嬉しく思っています。

 この記念すべき第1回の集まりは、㈱ナノプラネット研究所の代表取締役の大成由音社長のあいさつで始まりました。

 地域のみなさんとともに、みなさんが直面している問題を解決していくために、この研究会を立ち上げたという主旨が示されました。

 続いて、私が、記念の講演をさせていただきました。

 その演題は、「マイクロバブルは、地域になぜ有効なのか」でした。

 その最初で用いた講演スライドの1枚を紹介させていただきます。

図-1 マイクロバブルの科学性・技術性・社会性

 これは、マイクロバブルのしっかりした固有の物理化学的特性が、格別に優れた機能性を誘起させる独創的技術と結びつき、その発展が社会性を形成させるという互いの相関関係を示したものです。

 この相関の構造が形成されてきたことが、そう簡単には廃れない、そして創設から20年を経ても、なお発展し続けている原因ではないかと思います。

 講演では、この諸関係が、どのようにして形成されてきたのか、その足跡をたどりながら、具体例を示して解りやすく説明させていただきました。

 また、このマイクロバブルの科学と技術が、いわゆる「先端科学・技術」ではなく、広いすそ野を有した、いわば「大衆の科学・技術」であるということについても言及しました。

 みんなのために、みんなで育てていきながら、みんなの問題を解決していく科学・技術こそが、マイクロバブルの世界なのです。

 その根拠は、広大な適用分野の裾野をゆうしていること、そして、その適用が叶うと、抜群の問題解決力が発揮されて、既往の技術をブレイクスルーしてイノベーションへの道を切り拓くことを可能にしていくいことにあります。

 これを地域に、どう適用するか、講演での2つ目の強調点は、この問題でした。

 次回に、そのことを報告させていただきます(つづく)。