前記事で紹介させていただいた七島イ草履は、その後、毎日利用する生活必需品になり、足の健康に役立っています。

 すでに、マイクロバブル入浴は、毎日の習慣として定着していますので、これに七島イ草履が加わることで、重要なコンビが成立したことになりました。

 私の足の問題点としては、足先が冷えやすくなることでした。

 これを改善したいと思って、あれこれやってはいたのですが、なかなかその改善が実現されませんでした。

 それは、常時の足裏刺激がなされていなかったからで、マイクロバブル入浴で一旦は、それが改善しても、靴下を履いて保温することしかできませんでした。

 ところが、七島イ草履の場合は、立ちあがって歩く度に足裏刺激がなされますので、常に足裏を鍛えていることになります。

 これは、私の足にとっては画期的な変化となりました。

 さて、先日は、地元にある大型の植物工場を視察させていただいたことがありました。

 その広さは、長さ130m、幅77m、かなり大型の植物工場でした。


 しかも、育てているのは単品のみですから、その様は、じつに壮観で、まるで、緑の平原かと思うほどの光景でした。

 しかし、現場での話を伺うと、いくつかの問題点もありました。

 これらをどう改善していくか、これから重要な検討が必要になるのではないかと思います。

 なにせ、この規模の工場ですと、地元を支える重要な産業といえますので、これに関わるとなると、真に、地域に根ざした技術によるその改善が、非常に重要な課題としてなっていくことでしょう。

 いつもそうですが、まず、現場の声に依拠して、問題点を探し出し、その解決法を見出していくことが重要になります。

 同時に、その取り組みの中から、根本的な解決策を抽出できるようにします。

 そして、実際には、小さなところから、その成果が見いだせるようにして、それを徐々に拡大していくことが必要ではないかと思っています。

 その際、その成果を可視化して、新技術の適用の意味をよく理解していただくことが大切ではないかと思っています。

 その後、先日のお礼をいおうと思って七島イ業者のところへ、挨拶に行きました。

 そこには、編まれたばかりの七島イ蓆があり、その説明を受けました。

 近頃は、その畳表の品質が厳しく問いただされるようになったそうで、その辺の注意事項を教えていただきました。

 地元にとっては、とても重要な産業であり、みんなの力で、この火を消さないようにしなければいけないことについて、意見交換をさせていただきました。

 この挨拶を終えて、帰ろうとしたら、近くに、植物工場があるので見学しませんかと誘われ、それも見に行くことになりました。

 こちらも単一種の植物工場であり、地元の名産にしたいと、その工場主が希望を語られていました。

 前述の大型植物工場は、とても近代化されていて装置も既製品を使われていましたが、こちらの方は、すべて手作りで、努力の跡がにじみ出てくるような施設でした。

 また、その施設を手作りで立ち上げた夫婦の方々は若く、これからの課題解決に立ち向かう姿に、すがすがしさを感じることができました。

 それぞれ、栽培植物や規模も異なりますが、地域を支える事業としては、いずれも真に重要であり、その発展のために、最高水準の「知恵と工夫」をどう発揮させるか、そのことが問われるのではないかと思っています。

 地域の手術に、科学と技術のメスを入れる、その作業の始りですね。

 これには、地元でのマイクロバブル研究会の活動も連動していきますので、むずかしいことをやさしく、そして深く追及していくことができれば幸いです
ね(つづく)。
七島イおもて
                         七島イの畳表