このところ、日々、植物と直に触れ合う機会が増えてきました。

これを「緑の親交」というのでしょうか。

これによって、生物としての根源的な「付き合い」が生まれているのではないかと感じています。

この深まりとともに、植物の気持ちが何かしら解るといいますか、真にふしぎな心境に陥ってしまうようなことがあります。

それは、没頭感、あるいは安心感、遂行感とでもいえる「重要な何か」のようですが、言葉で、それらを上手く表現することはなかなか難しいようです。

ところで、私の人生を振り返ってみますと、自分で植物を育てた経験はなく、ましてや自分で育てたものを自分で食べることなどは、それこそ一度もありませんでした。

ところが、2012年4月から大分県国東市に移住してから、かなり事情が変わってきました。

ここでは、初めて我が家を建てることになりました。

その土地代が比較的安く、しかも、110坪近くありましたので、その中庭を比較的広くすることができました。

ーーー さて、この中庭を、どう役立てるか?

当時は、実践的な研究空間にできればと思っていたの過ぎなかったのですが、結局、ここに植物を植えて育てることになっていきました。

この中庭は50㎡と意外と広かできたのですが、そこをすべてタイル張りにしてしまいましたので、ここで植物を育てるのは、そう容易いことではありませんでした。

ーーー 素人のような私に、できるであろうか?

こう思いながら、ある方に、「ここで植物栽培はできるでしょうか?」と尋ねると、即座に、「それは無理でしょう」という返事がありました。

ところが、私の場合は、何でも自分で確かめると納得しないという、ある意味で、良くも悪くもある性格を有していますので、そういわれながらも、自分で試してみることにしました。

これが、約3年前の2012年の秋のことでした。

この頃のことは、過去のブログにも記されていますので、ここでは省略させていただきます。

以来、徐々に、植物との親交が始まり、いわば、植物の世界に分け入ることになっていきました。

そんなわけで、このシリーズの開始にあたって、ヒトと植物の関係について、日頃考えていることを述べさせていただくことにしました。

当たり前のことですが、植物は手をかけてやればやるほど、それに応えて立派に成長しようとします。

その意味で、植物は、ヒトが交流の相手として選ぶにふさわしい生き物のひとつと考えることができます。

これから、ささやかですが、その交流経験を披露させていただきます(つづく)。
ズッキーニ20150526
大きなズッキーニの花です。