「この辺で、一番おいしい米は、どこにありますか?」

こう地元の方々に尋ねると、「朝来(あさく)の米です」と答えられる方が多いようです。

ここは、大分県国東市の「朝来」地区のことです。

国東半島は、その中心部に両子山があり、ここからなだらかな丘陵地帯があり、その先が海岸線になります。

この両子山からやや南東部のところに朝来があります。

ここで生産される米がおいしく、古くは、大友宗麟に米を献上していたそうで、先日は、この話が独り歩きして高貴な方への献上米にもなっているという話までありました。

今度、この地区を探索して詳しく調べてみますが、グーグルアースでざっと見た具合では、おそらくおいしい水が出てきて、それが米のおいしさに影響しているのではないかと推察しました。

すぐ近くの両子山の麓には、走水観音水というおいしい水があり、何度か、この水を汲みに行って、その味を確かめたことがあります。

ここは、そのなだらかな麓であり、水を汚す要因がほとんどありません。なだらかなために、水もゆっくり降りてきますので、その途中でろ過されるピュアな自然の水になっているのだと思います。

そこで、このおいしい米をどうしたら購入できるのかをインターネット上で調べてみたら、その販売店がありました。

ここでは、「ひのひかり」10㎏が5900円でした。これは、魚沼産コシヒカリにほぼ近い値段です。

おいしいから高くても売れるのですね。

これと比較すると、先日の朝来の米は1㎏が250円でしたので、相当安く売りだしていたのですね。

遠慮して二袋しか買いませんでしたので、「もっと買っておけばよかった」といわれましたが、もう後の祭りでしかありません。

さて、この朝来の米を炊いていただき、その味を確かめることにしました。

その炊き立ちを口に入れると、「これは、コシヒカリによく似ている」と思いました。

さらに、よく噛んで、その味を確かめていくと、コシヒカリほどのごつごつ感、もちもち感はなく、意外とさらりとしていて、非常に上品な味であることが解ってきました。

ほのかな甘みがあり、これが、おいしい水と関係しているのではないかと思いました。

このように、上品な味の米に出会うことはありませんので、心に残ることになりました。

おそらく、お粥にするともっとおいしいのではないかと思いましたが、やはり、その通りの味でした(つづく)。
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桜まつりの桜