先週の土曜日の朝早く出て、昨夜帰ってきました。
1泊2日の小旅行でしたが、中身は充実していました。
春は旅行の季節、陽光を浴びるとなんとなく、すがすがしくなりますね。
しかし、始まりは、きわどいものでした。
「もしかして間に合わないかもしれない」
これは、同伴者で運転手のYO氏が、自宅を出るときに呟いたことでした。
朝3時過ぎに起床、家を出たのは3時40分、竹田津港からのフェリーの出航時刻は4時20分でした。
「時間は40分しかない、間に合ったとしてもぎりぎりだ!」
かつては、このように分単位で動いていたので、慌てることはなかったのですが、いきなり、このフェリーに乗れるかどうか、そのスリルを味わうことになりました。
辺りは、まだ暗く、人も車もない道を北上、国東、国見を経て竹田津へ向かいました。
ところが、時は3月の年度末、いつものことながら、この時期になると、この国では道路工事が至る所で始まっていて、今回も、武蔵町から竹田津まで、合計4か所の臨時信号をどう切り抜けるか、
これが、フェリーに乗れるかどうかを左右していました。
しかも、途中に、その信号切り替え区間が3分もかかるところがあり、結果的に、これをどう潜り抜けるか、これが、間に合うかどうかを左右することになりました。
さて、出発時においては、ナビが示していた時刻は、出航時間よりも10分遅れの到着、これを到着までに短縮し、さらに、出航手続きをするための時間を確保する必要がありました。
そんなわけで私も、ナビを見ながら、到着時間の短縮を傍でカウントしていました。
「1分短縮、2分短縮!」
しかし、せっかく短縮しても、時には、道路工事用の信号待ちが、それを帳消しにしてしまいます。
こうなると、30秒、1分の差がとても大きくなり、それに一喜一憂することになって、ますますナビの画面を見続けていました。
それでも、竹田津港まで残り1/3を過ぎた頃から、この10分超過を解消し、さらに、どのくらいプラスの時間を確保できるか、その予測をし始めたときに、長い臨時信号が見えてきました。
帰りに、この信号時間を確かめると約3分であり、ここでこれに引っかかって3分のロスを得るか、それとも、待ち時間がなくてプラスに転じるか、この大きな分かれ目が待ち構えていました。
結局、この難局をほぼロスなく乗り越え、港に到着したのは、出航の5分前でした.
しかも、同じように出航間際に到着した乗用車がすでに1台手続き中で、その後に続いて乗船手続きを済ますことになりました。
朝の4時便ですから、乗船車は少なく、数えてみると5台しかありませんでした。不景気ですね。
「結局、あの長い信号が分かれ目だったね。無事乗れてよかった!」
こう安堵して、乗客室で足を伸ばすことができました。
「やれやれ、今度の旅は幸先が良くて、これからよいことが起こりそうだ!」
そんな予感を感じながら、ノートパソコンのキーボードをたたいていました(つづく)。
1泊2日の小旅行でしたが、中身は充実していました。
春は旅行の季節、陽光を浴びるとなんとなく、すがすがしくなりますね。
しかし、始まりは、きわどいものでした。
「もしかして間に合わないかもしれない」
これは、同伴者で運転手のYO氏が、自宅を出るときに呟いたことでした。
朝3時過ぎに起床、家を出たのは3時40分、竹田津港からのフェリーの出航時刻は4時20分でした。
「時間は40分しかない、間に合ったとしてもぎりぎりだ!」
かつては、このように分単位で動いていたので、慌てることはなかったのですが、いきなり、このフェリーに乗れるかどうか、そのスリルを味わうことになりました。
辺りは、まだ暗く、人も車もない道を北上、国東、国見を経て竹田津へ向かいました。
ところが、時は3月の年度末、いつものことながら、この時期になると、この国では道路工事が至る所で始まっていて、今回も、武蔵町から竹田津まで、合計4か所の臨時信号をどう切り抜けるか、
これが、フェリーに乗れるかどうかを左右していました。
しかも、途中に、その信号切り替え区間が3分もかかるところがあり、結果的に、これをどう潜り抜けるか、これが、間に合うかどうかを左右することになりました。
さて、出発時においては、ナビが示していた時刻は、出航時間よりも10分遅れの到着、これを到着までに短縮し、さらに、出航手続きをするための時間を確保する必要がありました。
そんなわけで私も、ナビを見ながら、到着時間の短縮を傍でカウントしていました。
「1分短縮、2分短縮!」
しかし、せっかく短縮しても、時には、道路工事用の信号待ちが、それを帳消しにしてしまいます。
こうなると、30秒、1分の差がとても大きくなり、それに一喜一憂することになって、ますますナビの画面を見続けていました。
それでも、竹田津港まで残り1/3を過ぎた頃から、この10分超過を解消し、さらに、どのくらいプラスの時間を確保できるか、その予測をし始めたときに、長い臨時信号が見えてきました。
帰りに、この信号時間を確かめると約3分であり、ここでこれに引っかかって3分のロスを得るか、それとも、待ち時間がなくてプラスに転じるか、この大きな分かれ目が待ち構えていました。
結局、この難局をほぼロスなく乗り越え、港に到着したのは、出航の5分前でした.
しかも、同じように出航間際に到着した乗用車がすでに1台手続き中で、その後に続いて乗船手続きを済ますことになりました。
朝の4時便ですから、乗船車は少なく、数えてみると5台しかありませんでした。不景気ですね。
「結局、あの長い信号が分かれ目だったね。無事乗れてよかった!」
こう安堵して、乗客室で足を伸ばすことができました。
「やれやれ、今度の旅は幸先が良くて、これからよいことが起こりそうだ!」
そんな予感を感じながら、ノートパソコンのキーボードをたたいていました(つづく)。
備前焼の中規模甕
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