大分県は、果物が豊富で、しかも安く買うことができます。私が以前住んでいた山口県の都市とは、この点が大きく異なります。

そのために、かつては、果物は高級品の部類に属していました。

とくに、この国崎半島地区は、蜜柑や梨畑がかなりあり、それらが、季節ごとに旬の果物としてでてきます。

その果物では、蜜柑が最盛期を過ぎました。その代りに、その上位に相当する蜜柑類が丁度食べごろになっています。

まずは、「はるみ」という蜜柑です。地元の人にいわせると、蜜柑は「はるみ」が最高だそうで、我が家の庭にも、その木が一本植わっています。

蜜柑の苗木を買うときに、たまたま駆け寄った方が、「はるみ」が一番と教えていただいたそうで、それを購入して植えたと聞いています。

それから、約1年が経過し、先日、その「はるみ」を勧めていただいた方が、ひょっこり訪ねて来られました。

その「はるみ」が気になって見に来られたとのことで、その木に肥料をやられて帰りました。

真に親切な方で、これには私も驚いてしまいました。

その「はるみ」も旬をやや過ぎ、今は「せとか」や「でこぽん」がおいしいころのようです。

先日、おいしいデコポンがあると、日出に住む左官屋さんがわざわざ持ってきてくださいましたので、それをおいしくいただくことができました。

家族もその味が気に入ったようで、先の土曜日に、そのデコポンを買いに行ったようで、我が家には、そのデコポンが台所に並んでしました。

私も賞味させていただきましたが、甘みがマイルドで、いやみも酸っぱさもなく、食べやすい蜜柑でした。

デコポンは、南九州が本場ですが、この地区のデコポンの味とはやや異なって、大分産には、食べやすい甘みがあるように思いました。

これが過ぎると、イチゴが本番の季節になります。

行きつけの里の駅「ふるさと市場」では、一箱500円のイチゴが毎週土曜日にでてきます。

これは家族にも、「存分にイチゴが食べられる」といつも大好評です。

これらの果物のことを考えると、もう、春がやってきているのですね。年度末で、何かと忙しく、その合間に先日来の装置の組み立て作業を継続的に行っています(つづく)。
デコポン
デコポン