昨日は、朝から夕方まで、装置の組み立て作業に携わっていました。
久しく、このような肉体労働をしていなかったので、身体が相当に鈍っていました。
本来、このような作業は嫌いではなく、いろいろと工夫しながら組み立てを楽しむことができました。
まだ、本日も、その残りの作業がありますので、それらに取り組むことになるでしょう。
さて、昨日のマイクロバブル入浴では、前日に身体をよく洗っていたせいか、垢がお湯の表面に浮いてくることはほとんどありませんでした。
ここで、マイクロバブル入浴すると、なぜ、垢が浮いてくるか、お解りでしょうか。
そのことを少し解説しておきましょう。
その解明の糸口は、浮いてきた垢を微視的に観察することにあります。すなわち、その垢を拡大してみればよいのです。
そうすると、垢にマイクロバブルが多数付着している様子を観察することができます。
すでに述べてきたように、マイクロバブルはマイナスに帯電していますのでプラスに帯電しているものに付着しやすくなります。
身体に付着している汚れや角質のほとんどは有機物ですので、そのほとんどがプラスに帯電しています。
それでは髪の毛はどうでしょうか。
これもマイクロバブルでよく浮上してきます。
髪の毛の汚れは、油質のものが多く、これが髪の毛の所々に付着しています。
この油質がプラス帯電していますので、それにマイクロバブルが付着し、軽くなって浮いてきます。
本来、髪の毛や有機質の汚れは水よりも重いので、湯船の底に堆積しています。
以前に、犬のマイクロバブル入浴実験を行ったことがあります。
まず、マイクロバブルのみで、どこまできれいになるかを試しました。
見た目は、よく落ちたように見えたのですが、犬独特の臭いがまだ残っていました。
この臭いの原因を探るために、その毛を採取してマイクロスコープで見てみました。
たしかに、この毛の一部に油質の塊が付着していて、これが臭い発生の原因となっていました。
ここにマイクロバブルのみの洗浄における限界があり、洗剤を少し加えて洗浄すると、この臭いのもとまで含めてきれいに洗い落とされ、たしかに臭いもなくなっていました。
加齢臭も、この油質の形成と、それがなかなか洗浄できないことによるものと思われます。
(加齢臭の原因は、「ノネナール」という、皮脂腺から分泌される物質にあるようです。この物質は、皮脂腺の中の脂質が酸化されてできる「過酸化脂質」と、脂肪酸「パルミトオレイン酸」が反応することによって発生するといわれています)
すなわち、加齢臭とは、「酸化した脂のにおい」のことです。パルミトオレイン酸は、若いころには分泌されない中高年特有の物質のようです。
今度、この臭いについても簡単な実験を行う機会を得たいと思いますが、マイクロバブルは油質の洗浄を得意としていますので、加齢臭の除去に重要な役割を演ずることになるでしょう。
加齢臭除去、またひとつ重要な課題が明らかになってきましたね(つづく)。
久しく、このような肉体労働をしていなかったので、身体が相当に鈍っていました。
本来、このような作業は嫌いではなく、いろいろと工夫しながら組み立てを楽しむことができました。
まだ、本日も、その残りの作業がありますので、それらに取り組むことになるでしょう。
さて、昨日のマイクロバブル入浴では、前日に身体をよく洗っていたせいか、垢がお湯の表面に浮いてくることはほとんどありませんでした。
ここで、マイクロバブル入浴すると、なぜ、垢が浮いてくるか、お解りでしょうか。
そのことを少し解説しておきましょう。
その解明の糸口は、浮いてきた垢を微視的に観察することにあります。すなわち、その垢を拡大してみればよいのです。
そうすると、垢にマイクロバブルが多数付着している様子を観察することができます。
すでに述べてきたように、マイクロバブルはマイナスに帯電していますのでプラスに帯電しているものに付着しやすくなります。
身体に付着している汚れや角質のほとんどは有機物ですので、そのほとんどがプラスに帯電しています。
それでは髪の毛はどうでしょうか。
これもマイクロバブルでよく浮上してきます。
髪の毛の汚れは、油質のものが多く、これが髪の毛の所々に付着しています。
この油質がプラス帯電していますので、それにマイクロバブルが付着し、軽くなって浮いてきます。
本来、髪の毛や有機質の汚れは水よりも重いので、湯船の底に堆積しています。
以前に、犬のマイクロバブル入浴実験を行ったことがあります。
まず、マイクロバブルのみで、どこまできれいになるかを試しました。
見た目は、よく落ちたように見えたのですが、犬独特の臭いがまだ残っていました。
この臭いの原因を探るために、その毛を採取してマイクロスコープで見てみました。
たしかに、この毛の一部に油質の塊が付着していて、これが臭い発生の原因となっていました。
ここにマイクロバブルのみの洗浄における限界があり、洗剤を少し加えて洗浄すると、この臭いのもとまで含めてきれいに洗い落とされ、たしかに臭いもなくなっていました。
加齢臭も、この油質の形成と、それがなかなか洗浄できないことによるものと思われます。
(加齢臭の原因は、「ノネナール」という、皮脂腺から分泌される物質にあるようです。この物質は、皮脂腺の中の脂質が酸化されてできる「過酸化脂質」と、脂肪酸「パルミトオレイン酸」が反応することによって発生するといわれています)
すなわち、加齢臭とは、「酸化した脂のにおい」のことです。パルミトオレイン酸は、若いころには分泌されない中高年特有の物質のようです。
今度、この臭いについても簡単な実験を行う機会を得たいと思いますが、マイクロバブルは油質の洗浄を得意としていますので、加齢臭の除去に重要な役割を演ずることになるでしょう。
加齢臭除去、またひとつ重要な課題が明らかになってきましたね(つづく)。
広重東海道五十三次 藤枝 人馬継立
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