ずっと以前から、そしてとくに数カ月間、私のマイクロバブル入浴時刻はほとんど朝になっています。

昔は、この朝風呂は贅沢の象徴のようなものでした。

おそらく、ホルモンの関係だと思われますが、私には、この時刻のマイクロバブル入浴がよく合っているようです。

家族は、夜のうちに入浴しますので、私は、必然的に、その残り湯に入ることになります。

それゆえ、この残り湯を存分に使うことで、私流の入浴法を開発することができました。

入浴法を開発? それほど大げさなものではありませんが、この方法を気にいっていることはたしかです。

まず、新聞か、雑誌か、あるいは両方を持って入浴します。これについては、これまで何度も紹介させていただきましたので、ここでは触れないことにします。

さて、その新たな入浴法とは、湯船のなかで頭と身体を洗うことです。

まず、頭から始めて、石鹸で泡立てます。しばらく放置して、その後湯船のお湯で洗い落します。

ついでに顔と首筋を洗います。

その後、湯船に腰かけ身体に石鹸をつけて洗います。

これらを済ませて湯船にざぶんと浸かり、頭と身体を洗います。

これらの行為によって、石鹸成分が湯船のお湯に含まれてきますので、マイクロバブルはより一層大量に発生するようになります。

これらの洗浄を通じて、お湯の表面には夥しい垢が浮いてきます。

ーーー これほどまで汚れていたのか!

いつも、こう思います。

とくに、昨日は身体を洗っていなかったので、今朝は、たくさんの垢が出てきていました。

すべての方が入った後ですから、石鹸が入り込もうと、垢が浮こうと、何も気にすることはありません。

ついでに、出浴する前に、湯船の内側の水表面近くを軽くなぞります。

すると、そこに溜まっていた垢が、どんどん出てきます。この汚れも落としてから、湯船をきれいにし出浴します。

時々は、出浴後に、シャンプーを数的湯船に落とします。

そうすると、マイクロバブル発生装置によってたくさんの細かい泡が発生し、湯船の表面を覆うようになります。

当然のことながら、これで湯船はきれいに洗浄されてしまいます。

さらに、マイクロバブルの発生が低下してきたときには、ハイターを少量加えて、ポンプ内、ホース内の洗浄を行います。

これによって湯船のお湯が黒くなって汚れてくれば、それだけ、内面が汚れていたことになります。

一方で、マイクロバブルの発生状況が改善されますので、これも一挙両得になります。

後は、タオルで身体を拭いて上がるのみですから、これは大変便利であると思っています。

マイクロバブルによる垢落とし、真に有効であり、後に残るのは爽快感のみです。

みなさんも、いかがですか(つづく)。
広重53 岡部 宇津之山
広重東海道五十三次 岡部 宇津の山