しらたまちゃんのお父さんが山梨から来られるとのことで、先週の土曜日に、安岐港の魚の競りに行っていただきました。

私は、急ぎの用事があり、今回も同伴できませんでした。

「生きのよい、ヤリイカがありました」

とのことで、その写真を示しておきましょう。

yariika20130315

全部で18杯、今朝獲れたばかりの新鮮ヤリイカです。

これに、次の活きたカレイ2枚が一緒で1690円でした。その写真も示しておきます。
カレイ20150313
こちらも、生きていましたので、新鮮そのものでした。

このうち、ヤリイカについて、その味を紹介しておきましょう。

もともとヤリイカは、春になると沿岸部によってきてよく獲れ、古くから日本人が親しんできた部類のイカです。

このイカを飼うのが難しく、飼育不可能なイカともいわれていました。

この常識を打ち破ったのが松本元さんであり、かれは、海水中のアンモニア濃度をコントロールすることによって、それを成し遂げました。

だいぶ前に、ご本人の講演のなかで、そのイカの話を聞いたことがあります。

また、マイクロバブル関係では、山口県長門市にある海中レストランにおいて、その飼育が長い間なされていました。

「マイクロバブルでイカが黄金色になった」

といわれていたことが印象的でした。

さて、上の写真は小ぶりのヤリイカですが、その味は、大変みごとでした。

やわらかく、そして甘く、この刺身を多めに摘まみ、柚子胡椒、特製醤油(「カトレア」と呼ばれる郷土産)をかけて、ご飯と一緒に食べると最高でした。

とくに、今回は、イカの墨がある部分が上手に剥がされて出てきましたが、これがさらに柔らくて甘く、そのおいしさに吃驚しました。

その翌日は、ゲソの天ぷら、これもすこぶる美味でした。

もちろん、しらたまちゃんのお父さんは大喜びで、私たちも同じでした(
つづく)。