昨日は、私が忙しく、家内に魚の競りにいっていただきました。

その彼女が、やや興奮して帰ってきました。

「イシモチカレイ」という魚を買ってきたからでした。

競りに来ていた業者から聞いたそうですが、このイ
シモチカレイを探して県内外を渡り歩く通の方もいるそうです。

その生きたイシモチカレイを購入できたのですから、彼女の興奮も頷けます。

これ食べると100年生きられるという、いわくつきの魚だそうです。

イシモチカレイ

私も初めての、そのイシモチカレイの写真を先に示すことにしましょう。

体長は53㎝、大変立派な
雄姿です。肉厚も相当あって、とにかく、このようなカレイは見たことありません。

その購入価格は2560円、おそらく、都会の店では、その数倍はするでしょう。

まだ、生きていましたので、早速マイクロバブル水に塩を入れて、ゆっくり呼吸をさせてやることにしました。

これで汚れが落ち、死後硬直も和らぎます。

魚を入れたボールが小さすぎて、何度も跳ねていたようで、上から俎板をかぶせてやりました。

当のカレイの方は、気持ちよさそうに呼吸をし、時折飛び跳ねていました。

肉付きがよく、色もよくて、見るからに、おいしそうなカレイです。

さて、今日から3月です。

長かった冬も終わりを告げているようです。

ひな祭りも近いので、何年かぶりに雛壇を出して、孫娘の誕生と長女の孫娘の誕生日の祝いもかねて、この魚で料理を作ることになりました。

我が家の雛壇は、亡き母が両子の娘が生まれたのを記念して購入したものです。

7段飾りで階段と欄干付、母の思い入れがこもったものです。これをリビングに置いて記念撮影をする予定です。

もちろん、この家では初の雛段飾りになります(つづく)。