時刻は2時35分、先ほどから原稿書きをしていて、一息ついたところで、この記事を書くことにしました。

昨年末以来、分担執筆ですが、マイクロバブルに関する文書を認めさせていただいております。

今回は、どういうわけか、執筆する内容が増えていき、合計で4つの章を担当することになりました。

そして、その執筆も最終版を迎え、ひとつ越え、ふたつ超えの状態になりつつあります。

いつもそうですが、書くということは、それなりの準備がなされ、論理的につながっていかないとたやすく進んでいけるものではありません。

よく考え、よく悩まないと、すっきりした文書は書けないのです。

その意味で、この3か月は、その思考と悩みが常に同居するという具合の生活を過ごしてきました。

おかげで、3つの新たな考えが生まれてきました。これは、その思考と苦悩のご褒美なのでしょうね。

このなかで、2008年以来の研究及び開発における新しい成果が示されています。

この間、ある著名な方から、マイクロバブル技術について、「5年経ったら、すべてが解明つくされて、終わりになるのでは?」という感想をいただいたことがありました。

その5年はとっくの昔に過ぎてしまいました。事態は、この予言どおりにはならず、ますます、マイクロバブル技術は発展しています。

私が関わる課題についてのみでいっても、いよいよ、「これからが本命」、「これまでは生成期」、「これがまだ続く」のではないかと思っています。

さしづめ、現在は、その「生成期の後期」に当たると思っています。

この「後期」は次の「発展期」を準備するという意味において、「生成期前期(1995年~2014年)」とは区別されます。

なぜ、ここまで長く持続するのか、これにはいくつかの理由があります。

しかし、これについては、非常に長くなりますので、別の機会に譲ることにします。

この原稿執筆の長いトンネル、そこから抜け出すには、前に進むしかなく、とにかく脱稿という形でトンネルを抜け出すしかありません。

そして今、二つ目のトンネルをようやく抜け出せそうで、ほっと半分だけの安堵を味わっています。

2015年の冬は、このトンネルのなかにいた、春が来て、そのように振り返る日々がやってくることを願っています。

himawari
                          ゴッホのひまわり