先週の土曜日に購入した鯵がまだ残っていて、毎夕、その刺身を賞味させていただいています。

この鯵には、その魚肉の色が赤みがかったものと、そうでもないもの(普通の肌色)の2種類があり、いずれも、そのおいしさは変わりませんでした。

柔らかく、甘みがあり、おそらく名物の「関アジ」とあまり変わらないのではないかと思いながらいただきました。
あじ刺身

一方、小ぶりのサバの方は、私が刺身で食べようといっていなかったので、孫用の料理になってしまい、それを食べ損ねてしまいました。

次の機会まで、「心残し」にしておきます。

さて、この間、一連の地元産の魚を紹介してきました。

これらの魚の味に共通していたのが「甘い」という旨みでした。

おそらく、これはアミノ酸が豊富なために感じる「旨み」だと思われ、これが冬の天然魚の味の特徴として指摘できます。

きれいな海で、よい餌を食べ、よく泳ぎ回ると、このような味の魚になるのではないかと推察しています。

私の記憶では、夏の魚は、ここまでの「旨み」がなかったように思っています。

とくにヒラメについては、このように感激するほどではなかったと思っていましたので、あまり買わなかったのですが、どうやら冬場においては、そうではなかったといえそうです。

この味変化の問題を含めて、もう少し分け入り、深く研究してみる必要がありそうです(つづく)。