白い泡の正体は、そのサイズが50~80㎛程度の大きさの気泡であったことが判明しました。 それが比較的多く存在することで白く見えていたのです。 白く見えるのは、マイクロバブルの界面が光に反射したことによるものであり、もともと空気は透明です。 この反射光がない
2016年11月
白い泡(4)
私の研究室に持ち込まれた、ある大手企業(先日来、テレビで出てこない日はないほどに食の安全が問題になっている企業)の系列会社の装置の実験が始まりました。 このときの、この企業の売り込みは、「私どもが開発したマイクロバブル発生装置(超高速旋回式)で発生さ
沖縄へ(6)料理用「島バナナ」
沖縄の食文化の水準は高く、今回もいくつか驚かされたものがありましたので、それらをやや詳しく紹介しておきましょう。 沖縄には、「島バナナ」と呼ばれる、やや小ぶり(大人の親指ていどの大きさ)の沖縄県産バナナがあります。 これが熟すと甘くておいしく、古くから
沖縄へ(5)パヤオ
沖縄3日目の朝、今日は、どうしようかという話から、昼ごはんは「パヤオに行こう」ということになりました。 パヤオとは、泡瀬漁協が開設している市場の食堂のことであり、ここには思い出深い出来事がありました。 今から約4年半前、ここに初めて来たときのことでした。
沖縄へ(4)美らうみ水族館
我部祖河食堂の「ソーキそば」は、とても印象深い食べがいあるものでした。 美ら海水族館は、本部半島のやや北側にあり、そこに一番近いところから入っていきました。 この日は海からの風が強く、高い波が押し寄せていました。 その向こうには、海に浮かぶ潜水艦のよう
沖縄へ(3)ソーキそば
1972年に沖縄返還、本土復帰がなされた後に、1975年には沖縄海洋博が、沖縄経済の起爆剤と称されて開催されました。 本土からも、たくさんの来客が見込まれ、それを目当てにしての出店も多数ありました。 これは、東京オリンピックの後の大阪万博と同じ方式であり、万博
沖縄へ(2)
昨日は、山梨からの孫たちを空港で迎えた後の16時過ぎに、沖縄市に向かいました。 今にも雨が降り出しそうであったこと、休日であったこと、夕方の込み合う時期だったことなどのために、国道58号線の道路は非常に渋滞し、寸刻みで前進の状態になっていました。 「よく混
沖縄へ(1)
本日は、朝の暗いうちから家を出て、一路福岡空港をめざしました。 天候は曇りで、今にも雨が降りそうな気配でしたが、しだいに、北に進むにしたがって空が明るくなり、時折陽光が差し込むようになりました。 途中の九州縦貫道の周囲の山々は、今が紅葉の真っ盛り、木々
回顧2045(2600回記念)(3)
「私は、2012年3月に、山口県にあった高専を定年退職しました。 丁度、定年が2年延びて65歳になりかけたころで、『再雇用』という形態の定年延長が始まったころですが、そのことについて、『あなたは、どうなさるのですか』と尋ねられた際に、きっぱりと『再雇用の希望は
白い泡(3)
淡水において、超高速旋回式の装置で発生したマイクロバブルと加圧溶解式(減圧式)によるそれとの比較は、非常に重要な研究になっていきました。 その理由を以下に示しておきましょう。 ①そのころは、理論屋(数値シミュレーションや解析を行う研究者のこと)を中心に、
宇佐へ(4)
道の駅「院内」では、じつに楽しい一時を過ごすことができました。 何よりも、新鮮な野菜や地元のユニークな食品がいくつも陳列されていましたので、それらを見てワクワクしました。 じつは、この道の駅で、次の2つの地元産品を買おうかなと思っていました。 ①新海苔
宇佐へ(3)
「Q名誉教授は、定年退官後の落ち込みを乗り越えて、元気に活動されていましたね」 「そうだね、元気な顔を見て一安心でした」 「これから、一緒に何かできるとよいですね」 「そう、重要な接点が見つかるとよいけど、今日の話で、何か共通点が見つかりそうだったね。と
宇佐へ(2)
「先ほどは、良い話し合いになりましたね」 「そうだね、これがよいきっかけになるとよいね」 「きっとなるでしょう」 「これから、いろいろな問題を調査する必要がありますね」 「やはり、農業分野が一番でしょうか」 「そうだね、とりあえず、農業を中心にした6次産
宇佐へ(1)
本日は、朝早く起きて、資料作りを行って、私の故郷の自治体関係者に面会に行きました。 途中、高速道の院内付近で濃霧に出会い、それが駅館川の山手から運ばれていて、宇佐平野を覆っているという珍しい光景に出会いました。 山々は紅葉し、天高い秋晴れにもかかわらず
沖縄行き
11月23日から27日まで、沖縄に行くことになりました。 旅先からも、本ブログの更新を試みたいと思いますが、それが難しい場合には、ご容赦のほどをよろしくお願いいたします。 今回は、約4年ぶりの沖縄になります。 このように久しぶりの訪問は初めてのことであり、「私