マイクロバブル博士の「マイクロバブル旅日記」

本「旅日記」で、マイクロバブルの科学と技術に関する難しい情報をやさしく解説し、深く考えることによってマイクロバブルの物語をよりおもしろくします。また、それをゆかいに展開させていきます。これが、あたかも燎原の火のように、それこそ国境を超えて、どこまでも広がり、国民生活と産業に深く分け入ることで、マイクロバブル社会が形成されることをめざします。

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2014年08月

前回の記事において指摘した3つのキーワードである「適用分野が広い」、「生物適応物質」、「優れた物理化学的特性と機能性」の説明から、本主題に分け入ることにしましょう。マイクロバブル技術の第1の特徴は、それを「適用する分野がきわめて広い」ことにあります。それは

「食品資材研究会」から発行された『New Food Industry』の12月号に、「食品・飲用分野におけるマイクロバブルの有効性」と題する論文が掲載されました。これは前から温めていたテーマでしたので、やや念入りに、そのマイクロバブルの可能性について分け入
『食品・飲用におけるマイクロバブル技術の可能性(1)』の画像

佐藤浩先生の遺稿集「乱れ学」において、非常に重要なことが、下巻の最終章に示されていますので、最後に、その「427-4. 学問の新しい発展」を取り上げることにしましょう。まず、その内容を簡単に紹介します。1.過去の発展の反省 まず、過去の反省として、はっきりとした
『佐藤浩先生回顧(1800回記念)(14)』の画像

三つめの課題「環境」においては、炭酸ガス問題の解明がなされています。まず、炭酸ガスによる地球の温暖化が政治的に利用されていることに警告を発し、「森林の炭酸ガス吸収効果」が政治利用される異常さ、炭酸ガス排出量を金に換えるという「堕落」に警鐘を鳴らしています
『佐藤浩先生回顧(1800回記念)(13)』の画像

二つ目の新世紀の課題として、佐藤浩先生が指摘したのはエネルギーです。今や食料に続いて、この問題が掲げられた理由は、みなさんにもお解りのことと思います。それは、そのエネルギーが、世界の政治経済に大きく影響を与えるからで、昨今の原油安は、アメリカのシェールガ
『佐藤浩先生回顧(1800回記念)(12)』の画像

「センサーとCPUによって作られる自然の制御物質発現のメカニズムが分かれば、開花、結実の人工制御の可能性が生まれます」この佐藤先生の「洞察」に関しては、「センサー」、「CPU」が気になる用語です。まず、前者のセンサーについてですが、これは、植物が自らの成長、開
『佐藤浩先生回顧(1800回記念)(11)』の画像

「センサーとCPUによって作られる自然の制御物質発現のメカニズムが分かれば、開花、結実の人工制御の可能性が生まれます。遺伝子を操作するのではなく、生体そのものを制御するのです。人間がビタミンや健康食品を摂るのによく似ています」この佐藤先生の「鋭い洞察」に接し
『佐藤浩先生回顧(1800回記念)(10)』の画像

佐藤論文においては、1950~2050年における重要課題(航空宇宙、医療、環境、エネルギー、食料)の緊急度が示されています。この場合、緊急度は重要度と換言してもよいでしょう。それに注目しますと、2014年の時点では、「食料」と「エネルギー」が肩を並べて第1位、続いて「
『佐藤浩先生回顧(1800回記念)(9)』の画像

「鋭く、大きな直観」、この意味を考え続けてきました。本日は、さらに、そこに深く分け入ることにしましょう。まず、「鋭さ」についてですが、それが鋭ければ鋭いほど、すなわち、鋭さの水準が高くなると、物事に、それだけ深く切り込むことができます。次の「大きさ」にお
『佐藤浩先生回顧(1800回記念)(8)』の画像

田所雄介博士は,「鋭く、大きな直観」を用いて、「日本沈没」という近未来における予測において優れた洞察を示しました。佐藤先生において、これに匹敵する優れた洞察がなされた「お仕事」が、論文「新世紀の流体力学は何を目指すべきか」(日本流体力学会誌『ながれ』、2001
『佐藤浩先生回顧(1800回記念)(7)』の画像

  「佐藤浩先生の『鋭く、大きな直観』の原点は、広島での被爆体験にあった」  これが、その後の人生と運命を変える起点になりました。  「これは、あまりにも無残な殺し方ではないか。必ず、仇をとってやる!」  「何糞、負けてたまるか!」  これらの思いが、佐藤青
『佐藤浩先生回顧(1800回記念)(6)』の画像

  「『鋭く、大きな直観』は、人が生来持っている資質ではなく、いくつもの試練を経て、その格闘の結果として、初めて身につける可能性が生まれる能力である」 この命題が、徐々に明らかになりはじめています。 すでに、述べてきたように、田所雄介博士の場合には、その
『佐藤浩先生回顧(1800回記念)(5)』の画像

 このシリーズの最初に戻って、これまでの論旨の流れを整理してみましょう。 ➊主人公の佐藤浩東大名誉教授は、「鋭く、大きな直観」の持ち主であった。 ❷同じく「鋭く、大きな直観」を有していたのは、「日本沈没」を予知した田所雄介博士(元岩手大学教授、小説上の架

小松左京著『日本沈没』の上下巻を分けると、前者では、日本沈没の前兆を述べることと、その確かな予測を行うことが最も重要な内容でした。そのために、田所雄介博士の登場と活躍が必要だったのです。これに対し、後者では、日本沈没が実際に起こって行く様子を中心に展開さ

小松左京著『日本沈没』上巻における主役は、地震学者の田所雄介博士でした。すでに岩手大学を定年退官し、ご自分で地震研究所を切り盛りし、その予知に関しては、第一線の民間研究者となっていました。しかし、生来のぶっきらぼうさに加えて、妥協を許さない見解を常に保持
『佐藤浩先生回顧(1800回記念)(2)』の画像

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