マイクロバブル博士の「マイクロバブル旅日記」

本「旅日記」で、マイクロバブルの科学と技術に関する難しい情報をやさしく解説し、深く考えることによってマイクロバブルの物語をよりおもしろくします。また、それをゆかいに展開させていきます。これが、あたかも燎原の火のように、それこそ国境を超えて、どこまでも広がり、国民生活と産業に深く分け入ることで、マイクロバブル社会が形成されることをめざします。

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2011年04月

福島第1原発の1号機の格納容器のなかに窒素注入がなされています。これは、不活性ガスである窒素を入れることによって水素爆発の恐れを回避しようという意図のようででした。 この注入は、事前の策とはいえ、原子炉内の燃料棒が溶ける際に水素が発生し、それが格納容器内

連休初日は柔らかい日射しの晴れ、2週間前に続いて故郷の大分県を訪ねることになりました。 朝7時の周防灘フェリーに乗り込み、瀬戸内海から豊後水道へと船便を楽しみました。本日は連休初日ということもあり、家族連れの旅行者でフェリーは満員でした。 国東半島の突端

「東北地方の3大産業は、農業、水産業、部品などの金属加工業でした。海岸部の農業、水産業は津波で壊滅的打撃を受けました」 「そうでしたね。やはり、自然の力には逆らえないと言いますか、その後も何年にもわたって辛苦をなめる日々が続きました。 農業では、一端潮を

あの2号機周辺のピット付近の割れ目から流れ出ていた大量の高濃度放射能汚染水は水ガラスによって遮断されました。 このとき、近くのトレンチピットの水位は、ほとんど変化しませんでした。この水位がほとんど変わらない状態は、今も同じです。 ということは、この割れ目

地震、大津波が襲来して40数日が経過しました。また、それに伴って発生した原発危機は、いまなお進行していて次々に新たな事態を生み出しています。 これらの災禍を目のあたりして、そして実際に経験されて、多くの方々が、これまでの日本と自らのあり方を根本的に問い直す

第2は、2号機周辺のピット付近の割れ目から流出していた高濃度汚染水を海に流していた問題です。 本日の発表によれば、この高濃度汚染水の濃度は、4700兆ベクレルというとんでもない数値です。これは、年間許容量の約2万倍というのですから、これを海に流し続けたのですか

新聞報道などメディアによれば、原発危機は幾分治まったように見えますが、その危機的事態の本質は依然として変わっていないようです。 それは、炉心溶融が起こり、それを冷やすために水を入れていますが、それを収めた圧力容器や格納容器の一部が破損していることから、そ

陸路、暗くなる前に宇佐市を目指しました。ここは、私の生誕地でもあり、懐かしいところです。毎日通った小学校、お菓子屋さん、お宮など、昔の面影が残ったままの姿もありました。 幸いにも、国東から宇佐への高速道路が空いていて、暗くなる前にお墓に到着することができ

山の頂付近に建てられた白い家の印象が消えないまま、山から下りて、次の目的地に向かう途中で、素敵な団地を見つけました。 この団地は「空にいちばん近い場所」だそうで、その太陽がさんさんと輝く様には、さすが日本の「地中海」と呼ばれる気候にふさわしいところではな

久しぶりに身内で小旅行に出かけました。出発は、7時20分発の周防灘フェリーで大分県竹田津行きに乗りました。 天気は快晴、波もなく静かで快適な航海となりました。途中、電波事情が少し悪かったのですが、最近配備したスカイプというテレビ電話で海上から通信を実現、世

「高齢者問題の研究は、総合的に、そして実践的に、そしてしつこく、粘り強く行われました。とくに、2011年3月11日に起きた東日本大震災と津波による大災害は、この問題の重要性をさらにクローズアップさせました」 「原発を含むあの大災害は、日本人を含めて世界中の方々

今度の地震に伴って、最近の報道によれば、陸前高田市における海岸部においては、約84cmの陸地陥没があったようです。そのため、以前の陸地が潮の干満によって一日2回見え隠れしているようです。 これは、日本海溝でもぐりこむプレートが日本列島を押していたのが外れ、そ

福島第1原発の危機的状況には、依然として油断のできない厳しさがある、「原子力プラントが不安定である」、これが官房副長官の言われたことであり、彼がテレビの画面に現れた表情に、その厳しい状況が反映されていました。 これに対して、昨日会見された電力会社のトップ

「どうしたら、あの巨大なエネルギーを持った津波に立ち向かえるのか? あなた方は、津波が襲ってきたら逃げるだけの人になるのではなく、それに立ち向かう専門の技術者になるのですよ。さて、あなたは、この問題をどう考えますか?」 こういうと、言われた側の方々は、い

震災から、そして原発危機から1カ月が過ぎました。ここで、通常ですと、その災害や事故を振り返る時期になるのですが、前者においては、ひっきりなしに余震が続き、なにやら不気味な様相が感じられる様子があります。 なにせ、幅200mで長さ500kmの地殻が破断したというので

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