マイクロバブル博士の「マイクロバブル旅日記」

本「旅日記」で、マイクロバブルの科学と技術に関する難しい情報をやさしく解説し、深く考えることによってマイクロバブルの物語をよりおもしろくします。また、それをゆかいに展開させていきます。これが、あたかも燎原の火のように、それこそ国境を超えて、どこまでも広がり、国民生活と産業に深く分け入ることで、マイクロバブル社会が形成されることをめざします。

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2009年10月

 ただいま,ある学会論文誌の編集を終え,その原稿を印刷所に送付したところです.このような仕事は,大きな学会ですと,担当の専門家や編集委員会スタッフがい て,それで編集が進むのですが,それが,この学会では整っていません.そのため, 査読から編集までの一

 「Intuition」から「Invention」が生まれる過程を,キュリー夫妻によるラジウム発見のに事例に則して考察してきました.しかし,そのInventionは,「ゼロから1」が生まれたという意味では偉大なものでしたが,一方で,小さな研究室内での発見に留まるものでしか

 Intuition(閃き)は,その場その場で,何を感じ,何を思うかですが,それを現場で洗練し,どう鍛えるかが重要です.本来の天性の部分に磨きを加えて,それを伸ばしていくことが問われますが,マリー・キュリーは,それに優れていました. この新婚旅行の船上での「閃き」

 「3i(愛)」は,わかるようで,なかなかわからない用語です.これをどう理解したらよいかを考えているうちに,学生に「どう教えるか」の課題にも及んでしまい,いつのまにか,それらを含めての実践的な理解と教育の課題になってしまいました. その「3i」をマリー・キュリ

 ある大学のトップの方と親しくなり,そのメイルの「やり取り」のなかで,高専とその 大学の発展をどのようにして実現するか,そのことを考え続けています.この方も, 大変変わった方で,メイルの返事が来る時間が尋常ではありません.だいたい朝 方の3時台が多く

 二度目のマイクロバブル風呂にゆっくり入り,身体を温かくして出かけました.温 かな陽光の下,涼しい風も吹いてきて秋らしくなってきました.いつものように,緑 地公園内を散歩しながら,行きつけの喫茶店にきています.ここで,遅い昼ごはん 兼用のサンド

 昨日,大分の姉から,「日田梨」が届きました.ほのかな甘みで上品な味の梨です.「新高」と呼ばれる大玉の梨で,秋が深まるにつれて「味わいが増す」のだそうです. さっそく,電話でお礼をいっていただきましたが,大変喜ばれていました. 約半年前に,久しぶりの電話

 高専と技術科学大学との「連携問題」については、今年の2月および夏において、 かなりの議論がなされました。その場で、私が提起したことは、連携を発展させる ためには、その「主体」と「核」の形成問題でした。前者は、連携を求め、責任を持っ て進める能力を持

 本日は、朝早く起きて、緑地公園を散歩しています。少し、みなさんと違うのは、愛用の紅いノートパソコンを抱えていることです。いつも肌身離さず、このパソコンを抱えていますので、その散歩の時も持参し、あわよくばブログの記事も書いてやろうと思うことで、久しぶりに

 ⑥第1段階に留まる問題において、私も含めてだれもが通過する、あるいは衝突する問題が、溶存酸素の問題です。マイクロバブルすることによって、気液界面の表面積が飛躍的に増加しますので、溶解効率は、その分だけ向上します。しかし、ここには、技術的な問題で、2つの「

 この度,東京の台東区船堀にある㈱コラボ産学官という連携組織の会員にならせていただいて,そこでの活動を開始することになりました.この組織は,朝日信用金庫の支援を受けて設立されたものですが,主として,全国の地方大学や高専が参加されています. そのメリットは

 ⑤次は,マイクロバブル自身の問題です.この混乱は,「装置が違ってもマイクロ バブルさえ発生させれば,それはみな同じ性質を示す」という見解として現れまし た.その一部には,「発生装置が異なれば,マイクロバブルの性質が異なる」という ことは,「

 3日の講演会の記事が地元紙(日刊新周南)に10月5日付けで大きく報じられました.6段抜きの記事で,講演会の内容が詳しく報じられていますので,以下,それを紹介させていただきます. ●徳山高専● 「植物工場の野菜に効果」 「マイクロバブルの大成教授が報告」 「テ

 昨日は,地元周南市で「環境・エネルギーイノベーション講演会」が開催されました.今回は,最近話題になっている「植物工場」をテーマにしましたので参加者も100名を超え,会場は大変盛り上がりました. まず,最初に全国的な植物工場の現状が報告されました.ここで

 ③ナノバブルについての最大の問題は,その性質や機能性が明確にならないこ とです.ナノバブルの重要性あるいは優位性を主張するのであれば,その「固有の 物理化学的特性」や「機能性」を明確にすべきと思われますが,その最も肝心の特 性や機能性が十分に明ら

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