私は、マイクロバブル入浴で、誰がいつ入るかに関してよく起こる家族争議を避けるために、家族が入る夜の時間帯を避けて入浴することにしています。

なぜなら、その入浴ゴールデンタイムに入ることにすると必ず迷惑をかけることになるからです。

なにせ、私の入浴スタイルは普通ではなく、入浴する際に、新聞2紙と雑誌1冊か、雑誌2冊と読みかけの単行本1冊を抱えて入りますので、かならず長時間入浴になります。

たいがいは、そのすべてを読み切れずに出てしまうのですが、なぜか、それが習慣になっていますので、そうしないと落ち着かないのです。

とても自慢になるようなことではないのですが、それが習慣というものなのでしょうか。

おかげで、お風呂は私の気に入った空間であり、読書の一時を提供してくれるのです。

その理由は、次の2つにありました。

 ①41℃ですと身体が急に温まりますので、それ以上は熱くなりすぎて出ようという気持ちが湧いてくるのです。
 ②普通のお風呂ですと、マイクロバブル入浴固有の「ここちよさ」をほとんど感じませんので、①に打ち勝ってまで入ろうという気持ちにならないのです。

ところが、マイクロバブル入浴ですと、それまでの15分入浴者が1時間入浴者に変身するようになります。

これによって、4人で1時間で済む入浴が、合計で4時間になってしまうのです。夜の8時から入浴を開始すると12時にならないと終わらないということになり、当然のことながら家族争議が起こってしまうのです。

この「ここちよさ」のために、長時間風呂になってしまう問題は、非常に重要な内容を有していますので、日を改めて詳しく説明したいと思います。

さて、すでに予告していた本題に戻ることにしましょう。長い時間のマイクロバブル入浴を行うと、その出浴後に必ずといってよいほどに、尿意をもよおし、トイレに行くようになります。

この事実を確かなものとして理解するために、まず入浴前にトイレにいって用足しを済ませてからマイクロバブル入浴を行うようにしました。

入浴しなければ、通常数時間は用足しに行きませんので、仮に1時間のマイクロバブル入浴を行って、出浴後に尿意をもよおすのであれば、それはマイクロバブル入浴に関わる特別のことが起きたといってもよいと思います。

こうして何度もこの実験を行い、それが毎回間違いないことであることを突止めました。長時間マイクロバブル入浴後に、トイレに行くことが起こるということが明らかになりました。

さて、このマイクロバブル入浴と尿意の関係は、どうなっているのでしょうか。周知のように、尿は腎臓でつくられます。

そうであれば、マイクロバブル入浴は腎臓の働きと何か重要な関係を有しているのでしょうか。

ここは、より深く分け入ってみる必要がありますね(つづく)。