Yさんが来られて、早速マイクロバブル実験を行いました。
問題の指は、左手の小指で、曲がったままでした。
「指を伸ばしてみてください」
こういっても、その指は曲がりませんでした。
その状態を確認してから、マイクロバブル実験の方法を説明しました。
「ここに、マイクロバブル実験水槽がありますので、この中に手を入れるだけです。
最初は水道水で実験を行います。それでしばらく様子をみましょう。冷たく感じたら、いってください」
ーーー 指が動くようになるとよいのだが、どうであろうか。このまま指が動くようになるまで続けるしかない。
ーーー ハラハラ、ドキドキ。いつも、この瞬間がおもしろい。果たして、奇跡は起こるか?
途中、お湯を継ぎ足して、実験が継続されていました。その開始から約30分過ぎた頃でしょうか。
「おやっ!」
とYさんが、小さな声で呟かれたそうです。
それから、しばらくして、動かなかった指が自由に動くようになりました。時は、実験開始から40、50分過ぎた頃でした。
実験音が停止したので、その実験場に行ってみると、Yさんが喜ばれて健やかな顔をされていました。たしかに、私の目の目で、動かなかった指がよく動いていました。
「よかったですね。すばらしいことが起きました」
指を動かすには、脳が指の神経に働きかけて、「動け」と指令することで動くようになります。
その何気ない動作ができなくなっていたわけで、これは、その神経系統の劣化現象が起きていたことを意味します。
その改善に、マイクロバブルが役立った、これはまぎれもない事実です。
この指の事実は、重要な何かの存在を明確に示唆しています。
ーーー この探索が本格的に必要になってきた。
このひらめき(直観)は、このところ毎日眺めているオリオン座やシリウスの輝きに似ていました。
これで、無事、マイクロバブル実験を終わることができました。
その日の夕食では、Yさんからいただいたピーマンを生で食べました。しっかり色づいて分厚いものでした。これを本物野菜というのでしょうね。
その甘い味がさわやかでした。
(この稿おわり)
筆者撮影、2012年10月23日。
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ご指摘のように、マイクロバブルが壁を打ち破った瞬間の出来事でした。また、このようなことは、超高速旋回式で発生したマイクロバブルでしか起こらないことです。その点を明確にしていくことが重要だと思います。