GFHでのミニ実験の続報です。
今回は、地元特産の「武蔵ネギ」の結果を紹介させていただきます。
よく行く地元のスーパー「エース」の店頭に、「武蔵ネギ」が出されるようになりました。
同じく地元大分銀行武蔵支店長のSさんからも、この「武蔵ネギ」復活の話を聞いていました。
ーーー これが、その「武蔵ネギ」か。
昔は、この一帯は、こねぎの産地で、それが「武蔵ネギ」と呼ばれていたそうです。
それが、いつの間にか廃れ、お隣の宇佐市で盛んに、この「こねぎ」の栽培が行われるようになったようです。
そこで、「これではいかん」と、地元の方々が、この「武蔵ネギ」の復活に立ちあがったということを聞いていましたので、スーパー「エース」で売られていたネギを見つけて、すぐに買いました。
運がよいことに、その武蔵ネギには根が付いていました。
ーーー これだと、そのままマイクロバブル水耕栽培ができる。これはいい!武蔵ネギの復活に少しでも支援ができるとよいのだが・・・・。
そして、これもよく行われている方法ですが、その根と茎の下の部分を残して、それのみを水耕栽培することにしました。
これですと、切り離した上部は食用に用いますので、それで一応消費したことになります。
残りは根の部分ですが、これは再利用ですから、その分の経費はゼロということになり、ネギの再利用といえます。
まずは、その最初の実験開始日のネギを示しましょう。
上部をカットされた武蔵ネギ、2012年10月3日、筆者撮影。
武蔵ネギは、このように10本余をゴムで束ねて売られていますので、そのまま束ねられた状態で発砲スチロールに設置して水面に浮かべました。
また、同じようにしてカットした下部の部分を露地野菜として土に植え、それと比較することにしました。
この状態から1週間後の10月10日の様子を次に示します。
マイクロバブル育ちの武蔵ネギ、2012年10月10日、筆者撮影。
この写真から明らかなように、下部の白い部分の上端が、10月3日にカットしたところです。その後、葉の中の部分が成長し、このような状態に至りました。この場合、1週間で約3cmほど伸長しています。
また、カットした部分以外のところで新たに成長してきたネギも観察できます。
じつは、この新たに成長してきたネギが非常に重要でした。
そのことは、次回に報告させていただきますが、まことに不思議なことが起こりました。
つづく
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