世の中には、想いもかけないような吃驚現象が起こることがあります。

このようなときに、幸運の女神が微笑むのでしょうか、それをセレンディピティが高まると表現することもあります。

自ら創り出したとはいえ、マイクロバブルとの付き合いにおいては、とくに、このセレンディピティがやってくる機会が多いようです。

それは、それだけマイクロバブルが一際優れたすばらしい物質であることを示す証左でもあります。

すなわち、マイクロバブルで幸運の女神が思わず微笑んでくれるのです。

このセレンディピティの女神が微笑み、吃驚するほどすばらしいことが起こったときに、本ブログでは「ゴールドクラウン」ということにしています。

前回は、そのゴールドクラウン現象が、「ばね指」の改善で起きたことを紹介させていただきました。そのことは、みなさまも記憶に新しいことだと思います。

このブログの軌跡を辿っても解るように、この現象はそう度々と起こるものではありません。

ところが、今回はどうしたのでしょうか。幸運の女神も、時には気まぐれになることがあるのでしょうか。

その微笑みが再び起こることになりました。

その主人公は、我が家を建築した大工のUさんです。彼は63歳、もう数十年近く大工さんをなされているベテランです。

その彼が、おばあちゃんにとマイクロバブル風呂装置を紹介され、それが設置されて2週間目のことでした。

約10年前から、頭の前部の髪の毛が風呂に入るたびに抜け落ち、育毛剤を使っても、その進行をなかなか止められなかったそうです。

いつもは帽子を被られていますので、私も今まで、その頭を気にしたことはありませんでした。

その彼が、マイクロバブルの風呂に入り始めて2週間目に、頭を洗いながら、ふと、その毛が抜け落ちて薄くなっていた頭を眺めて、吃驚されたそうです。

髪の毛の隙間に地肌が見えていたのに、それが見えなくなって、ふさふさしていたことを発見したからでした。

かれが驚くほどですから、以前はかなり薄かったのだと思います。

仕事仲間の材料屋さんに行って、その頭を確かめていただいたそうです(いつも、頭を下げて話をしていたので、その材料屋さんはUさんの頭の薄さを覚えていました)。

「そういえば、そうじゃのぉー。たしかに濃くなった!」

それからは、急に頭の毛を大切にするようになって、風呂に入っては頭をマイクロバブル水に浸けて、髪の毛のケアをされてきたそうです。

「先生、髪の毛が生えました」

という、うれしそうな伝言の電話もありました。

そのUさんが、本日おばあちゃんといっしょに来られました。おばあちゃんは、悪かった膝もよくなり、先日はお孫さんと四国の剣山にまで行ってきたとのことでした。

「せっかくだから、Uさんの髪の毛の写真を撮ってもいいですか?」

「どうぞ、以前の頭の写真を撮っておけばよかったですね」

U-20121104

髪の毛が蘇ったUさんの頭、2012年11月4日、筆者撮影。


彼の話によれば、以前は、写真下部のところのように薄かったそうです。

こうして、Uさんとおばあちゃんの二人の様子や表情をみているとすっかりマイクロバブル風呂に慣れてきたようで、とてもうれしそうでした。

お二人は、本日も、我が家のマイクロバブル風呂を楽しんで帰られました。

「何か、自分の家のと、ちょっと違う」

といわれていました。

我が家では、マイクロバブル装置を2機設置し、同時に発生させています。

私も、このUさんの変貌に小さくない刺激を受けました。

つづく