武蔵ネギの根の部分だけを残して植えたものが収穫の時期を迎えました。

一束ごとに収穫し、それをまず生で食べます。新鮮なネギの臭いがして食欲をそそります。

通常はネギを生で食べることはしませんが、このマイクロバブル育ちのネギは別格です。

根の白い部分は甘くて、そのまま食べられます。また、その時の食感が柔らかく、そしてシャキシャキしてなんともいえません。

それから、そのネギを細かく刻んで、大量に白粥にふりかけます。粥の味は潮だけですから、これとネギの甘さがつりあって、なんともいえない新鮮風味の粥ができあがります。

この朝粥で開始される日は、そこはかとなく豊かで、素敵な一日の始まりを感じます。

そのマイクロバブル育ちのネギですが、そのほとんどは、カットされた部分とは別の新しい葉が出ていて、新しいネギが枝分かれしたように育っています。

この枝分かれのような部分が新たにできるから、ネギの本数があたかも増えたように見えるのです。

実際には、新たに出た枝分かれ部分のネギが二本、そしてカットした部分、これは一定の高さまでしか育ちませんので、途中までは3本の枝分かれ状態の様子になります。

しかし、その新たな葉の2本が伸びると、そのカット部分の成長が止まるようで、最後には、その二本(三本の場合もある)だけになっていくようです。

また、その上部における枝分かれもあり、それによって上から見たネギの本数が4倍、5倍となっていくことも判明しました。

さて、ネギ粥の話に戻りましょう。まずは、先日作った粥の写真を示しましょう。


ねぎかゆー1

みそ粥にマイクロバブル育ちのネギ、2012年11月3日、筆者撮影。

信州の阿智村から届いた新しいみそで粥を作りました。

風味ある香ばしい新鮮みそ、魚沼産こしひかり、そしてマイクロバブル育ちの武蔵ネギ、これらのコンビが抜群で、これだけで豪華な朝粥となりました。

みその潮味、こしひかりのねっとり感、それにほんのり甘いネギのシャキシャキ感がミックスされて、その豊かな味わいを楽しみました。

ところで、問題は、このマイクロバブル育ちの武蔵ネギの味の改質具合です。

その試食で、やや甘みが出て、新鮮なパリパリ感、シャキシャキ感、そしてネギ独特の風味や臭いがやや増してきているようです。

この点をマイクロバブル「有る無し」で、より詳しく検討していきたいと思います。

なお、この「こねぎ」については、「大分べっぴんねぎ」という水耕栽培ブランドもあるようです。

マイクロバブル育ちのネギで、健康生活。

今朝の朝食は、朝積みの野菜、娘の手づくりの「ごまだれ」、信州みその汁、それに、とれたてのネギの朝粥でした。ささやかですが、豊かな朝食の気分を味わいました。

つづく