先週の木曜日の夕方に、アマゾンで注文していたビニールハウスが届きました。

これを組み立ててみると意外に大きく、高さも予想以上でした。

というのも、このハウスは、合計で12本の支柱をすべて地中に30cmぐらい埋め込んで固定するものであり、ここでは、タイル張りであることから、その分だけ背丈が高くなったからでした。

それでも、なんとか無事組み立てることができ、野菜たちの冬仕度が可能になりました。

ところが、土曜日の朝方に嵐がやってきて、雨の中を大慌てで緊急対応することになりました。

おかげで、この日は2,3時間しか眠れず、今後の雨風対策の必要性を痛感させられました。

さて、このハウスの主人公たちの野菜たちですが、その後もすくすくとよく育っています。

この温暖室化(グリーンハウス化)によって、暖かさが戻り、さらに成長してくることが期待されます。

すでに、述べてきたように、この野菜づくりにおいては、その味の改質問題が重要になってきています。

そのため、当面市場で売られている「根付きネギ」を買ってきては、その味がマイクロバブル水耕栽培で変化するかどうかを調べ、その手ごたえを感じ始めたところです。

その一部においては、地元産のネギの事例を紹介させていただきました。このネギの種類をさらに拡大して、その可能性を究明することにしています。

より新鮮で、弾力性があり、甘くて美味しい、このようなネギへの改質ができるかどうか、これが重要な課題となっています。

まもなく、その第二弾、第三弾の結果が出てくると思いますので、それを楽しみにしています。

さて、本ビニールハウスの設置に伴い、この冬を通じてのマイクロバブル水耕栽培を持続できる可能性が出てきましたので、それを契機に、次の新しい段階における栽培法の検討を開始しました。

これまでの水槽方式とは異なる「水流方式」を採用しようと思っています。

これだと、上流から下流まで、その途中に、いくつかの階段水路を設けることにより、非常に効率よくマイクロバブルの供給が可能になるのではないかと思います。

また、栽培面積もかなり増やすことができそうで、これを、いかに設置するか、ここが思案のしどころといえます。

何事もいったん始めると、とことん、のめり込んでいくタイプなのでしょうか。

これから、本ビニールハウスの機能をどう引き出すかで、少々の知恵と工夫が求められそうです。


ビニールハウス20121108

ほぼ完成したビニールハウス、2012年11月8日、筆者撮影。

つづく