本日は世間でいうクリスマスイブの日、いろいろなイベントが世界中で行われたようですね。ここ国東でも、昨夜は雪景色でした。

寒くなってきました。午前中は実験と観察を済ませ、午後からは入院中の姉を見舞いました。その帰りに、道の駅の「黒津の庄」に行き、ウリと菜っ葉の漬物を買いました。

帰ってホッとしてテレビを眺めると、『34丁目の奇跡』という映画が放映されていました。

これは1947年のアメリカ映画ですが、「サンタクロース」がいるか、いないかをめぐって裁判が行われる映画でした。

この物語は、ニュウヨークのマンハッタン34丁目にあるデパートのクリスマス商戦において、サンタクロースを演じた主人公が、サンタクロースの別名であるクリス・クリングスと名乗ったことに端を発し、彼が精神的に正常者であるかどうかをめぐって意見が対立、最後には裁判にまでなってしまします。

その裁判では、かれがサンタクロースであるかどうか、そして、サンタクロースがいるのかどうかをめぐって、激しい論争が起こります。

子どもの証言台に上り、かれがサンタクロースであることを何の迷いもなく証言します。しかし、原告は、世の大人たちが、サンタクロースは存在しないことをよく知っていますので、それを前提に被告のうそを暴こうとします。

また、裁判を行う判事にとってみれば、サンタクロースが存在することを裁判で公式に認めることには抵抗を感じていました。

一方で、サンタ派には、アメリカ最大の商戦となるクリスマスにおいて、サンタがいないとなると、それは困ってしまいます。

こうして三つ巴、四つ巴の論争になり、映画をおもしろくしていきます。

しかし、被告側には、自分がサンタクロースであることを証明する証拠がなく、原告と裁判長からは、それを証明せよと迫まられ、何も打つ手がなく最後のクライマックス、クリスマスイブの日を迎えます。

ここで、最後のどんでん返しが起こり、アメリカ郵政省が認めたという新たな証拠のために、原告側は何もいえなくなります。

それは、全国の子どもや大人が、裁判中のサンタクロース宛てに手紙を書き、それが山のように届けられたからでした。

裁判長も、郵政省が認めたのだから、自分もそれを認めると追認し、責任逃れを果たすことができ、渡りに船の結果となって無罪という裁判が確定してしまいました。

大きな底辺の流れが、事を決してしまったという痛快な結果を呼び起すゆかいな映画の結末でした。

この時期、同じテーマでの「すばらしきかな人生」という映画もあります。

アメリカ映画と国民の健全性が浮き彫りになった典型的事例といえるのではないでしょうか。

つづく