美容師さんの手を入れたマイクロバブル水槽の液体が白く濁った、これは、彼女らの手が汚れていたわけでもなく、それがマイクロバブルであったわけでもありませんでした。

 マイクロバブルであれば、時間経過とともに、その白さが薄くなっていきますが、そのようにはならず、白い濁りは、時間が経過しても少しも変化しませんでした。

 周囲からも指摘があったように、それは美容師さんの手から出てきたものであるとしか解釈することができないものでした。 

 「そういえば、どこかで、同じようなことを聞いたことがあるな、さて、どこであったか?」

 このように思いを廻らしていると、2つの出来事を思い出しました。

 その一つは、同業者の方の入浴体験に関することでした。

 「先生、私が入浴した後のお湯が、とても黒くなるのです。私の身体は、そんなに汚れていないと思いますが、なぜか、黒いのです。どうしてでしょうか?」

 しかし、この場合は、白色ではなく、黒い水でした。

 そして、2つ目の事例も、同じく「黒い水」でした。

 「先生、私が風呂に入ったときに、風呂のお湯が黒くなるのですけど、なぜでしょうか?」

 こう尋ねられ、その水まで送っていただいて、原因を探ったことがあります。しかし、当方のマイクロバブル実験では少しも黒くならなかったので、しばらくして、「まだ黒いですか?」と尋ねると次の返事がありました。

 「それが、近頃は、前ほど黒くならないのです。徐々に変わってきたようです」

 黒と白の違いはあるにしても、これも何らかの作用で、身体の皮膚から出てきたものではないか、こう考えるしかないのではないかと思うようになりました。

 いずれにしても、白か黒かの違いはありますが、この問題は非常に重要ですので、さらに実験を重ねて確かめてみようと思っています。

 なぜ白色で、なぜ、黒色なのかも含めて、非常に興味深い現象といえるのではないでしょうか。

 こうして、毎朝の就業前に、手のみのマイクロバブル入浴実験が行われることになりました。

  「あの黒い手が変わるのか?」、それが、いよいよ試されることになりました(つづく)。

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