本旅行における最初の到着地長岡には、夜に到着しました。長岡におけるある交流会に参加するのが目的ですが、その前日に行う懇親会には間に合わず、残念ながら欠席させていただくことになりました。

 一人長岡駅について、今夜の夕食をどうしようかと思って階段を下りていたのですが、「もしかして」というひらめきがわき、喜び勇んで構内の売店に向かいました。

 「案の定、まだ売れ残っている、これを買って今日の夕飯にしよう!」

 その目当ては、「源」の「ます鮨」、これに、名酒「八海山のワンカップを加えると十分でした。

 この「ます鮨」、相当前から好物になり、以前は、東京から帰るときに駅の近くのデパートの地下で必ず買って帰るほどでした。

 しかし、数年前から、そのパターンは止めることにしました。それは、名古屋駅に、富山直送の販売店があり、同じ鮨でも、そこのほうがうまいことがわかったからでした。

 やはり、こういう生ものは産地に近いほどおいしいので、この東京と名古屋での味の差が生まれたのではないかと思いました。

 ところが、この名古屋よりも、長岡の方がうまいのです。ですから、長岡に来た時には必ずといってよいほど、これを買っていただくことにしています。

 昔ながらに、笹の葉に包まれたます鮨ですが、これが何とも言えない素朴な味がして、私にとっては最高に近い味といえます。

 なお、富山駅でも、同じ鮨を購入したことがありますが、これはやはり最高の味でした。

 これらを美味しい順に並べると、富山駅、長岡駅、名古屋駅、東京のデパートとなります。

 この鮨を感心しながら、テレビをつけると、私が応援しているプロ野球のM選手が丁度投げはじめるところでした。

 今年はすこぶる調子がよいようで、大活躍されています。解説者がいっていましたが、クローザ-というものは、何年かすると必ず不調がやってくるものであるが、この選手には、それがないからすばらしいと仰られていました。

 どこか風格も出てきて、ニューヨークヤンキースのりべロに似てきたというのですから、さぞかし、ご本人もうれしいことでしょう。

 この日は、1点を失いましたが、それでも立派に勝利に貢献し、クローザ-としての役目を果たしました。

 鮨に加えて、野球の勝利、旅先で,よいことが重なりました。

 おかげで、翌日の講演準備にも自然と力が入るようになり、窓の外は長岡の夜が更けていました(つづく)。

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